ジローナ、クラブ史上初の欧州カップ戦出場へ! 指揮官は歓喜「歴史を作った」
ジローナを率いるミチェル監督が、クラブ史上初となる欧州カップ戦の来季出場が決定した喜びを語った。20日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ラ・リーガ第32節が20日に行われ、ジローナはホームでカディスと対戦。前半に2点をリードすると、後半にも2得点を奪い、4-1で快勝。リーグ3位につけるジローナは残り6試合で7位ベティスとの勝ち点差が「20」となり、6位以内が確定したため、来シーズンの欧州カップ戦に出場することが決定した。なお、5位アスレティック・ビルバオとは勝ち点差「10」となっているため、チャンピオンズリーグ(CL)出場も優位な位置につけている。
1930年に創設されたジローナは昨季、4シーズンぶりに1部復帰を果たし、今季が1部リーグでは通算4シーズン目となっている。それでも、開幕から7試合無敗(6勝1分け)と好スタートを切ると、リーグ戦32試合終了時点で21勝5分け6敗で勝ち点「68」を獲得している。
データサイト『OPTA』によると、アトレティコ・マドリード、バルセロナ、レアル・マドリードを除いたクラブのうち、ラ・リーガ32試合終了時点で勝ち点「68」以上を獲得したのは、1979-80シーズンのレアル・ソシエダ(68)、2003-04シーズンのバレンシア(69)に続いて、ジローナが史上3クラブ目の快挙になったという。
クラブ史上初の欧州カップ戦出場が確定した試合後、2021年7月からジローナを率いているミチェル監督は「今日はクラブの近年のプロジェクトを祝う日だ。ここにいる選手たちは歴史を作ったので、それを祝わなければならない」と喜びを口にした一方、CL出場に向けた戦いはまだ続いていくことも強調した。
「それを達成したことは歴史的なことだが、私たちはもう一歩前進したいと思っている。いいアドバンテージがあるので、それを有効に活用したいと思う」