本間ゴルフといえば、日本を代表する高級ゴルフブランド。熟練職人による手作りの技術と最新テクノロジーを融合させた製品が人気だ。

派手さよりも上品で落ち着いたゴルフウェアは、おじさんゴルファー、いや、ベテランゴルファーを中心に愛されているイメージ。40代半ばの私もそろそろシンプルでエレガントなゴルフウェアを身につけたいということで……

ヴィクトリアゴルフで2025年の本間ゴルフ福袋をゲット……！　先ほど中身を確認したのだが、あまりの豪華さに引いてしまった。

・本間ゴルフ2025年福袋

ヴィクトリアゴルフの店頭で売っていた本間ゴルフ福袋。価格は1万1000円。人気メーカーの福袋がズラリと並ぶ中で、HONMAの鮮やかなグリーンのハッピーバッグは飛び抜けて目立っていた。しかし……

・派手なのはバッグのみ

中身は一切派手じゃないのがHONMA。バッグから出てきたのは、40代以降のおじさまが1番安心する濃紺とグレーを中心とした4点セット。1万円で4点ということは1点2500円の計算だが……

値札を見て震えろ。

半袖のポロシャツが……

1万3200円！

つづいて、長袖アンダーシャツ……

1万6500円！

裏起毛パンツは……

1万9800円！

ラスト、中綿ジャケットは……

2万7500円……!!!!

4点セットの合計金額は……

7万7000円でございます!!!!!!!!

・いい意味で親父ゴルフ

圧倒的セレブ……「ゴルフは高い趣味」という昔のイメージそのままの高級ウェアたち。ロゴやディテールが控えめで、長年使っても飽きないデザインが特徴とのこと。

たしかに、このまま70代や80代に突入しても全く問題ない。本間ゴルフのクラブと同様、高級ウェアを身につけることで信頼感とステータスを持つことができるはずだ。むしろ40代の私が着用するには少し早いかもしれない。渋すぎるのだ。

・キャディも惚れる

着てみると、20代の若者ゴルファーには出せない静かなオーラが滲み出ているのが分かる……おそらくキャディさんも「あらまあ素敵、見た目がホールインワンですわ」と、思わず心の声を口に出してしまうレベルの渋さ。厳（おごそ）かさと言ってもいいだろう。

もともと本間ゴルフは季節に応じた機能性ウェアも豊富らしく、とくに気に入ったのがこの上品すぎる裏起毛パンツ。

品の良さがハンパではなく、光沢のあるスエードタッチな裏起毛の肌触りがヤバい。例えるなら、ピアノの鍵盤の上に置く赤いフェルトの布のよう。もはやピアノになった気分さえ味わえるのが本間ゴルフなのだ……！　名曲を奏でたまえ！

見た目以上にゴージャス感があふれまくっていた本間ゴルフ福袋。上司とのゴルフに「全身HONMA」で行けば確実に良いリアクションが返ってくるだろう。高級ウェアは福袋で手に入れるべし。現場からは以上です！

執筆：砂子間正貫

Photo：RocketNews24.