イチローが高校球児に伝えたことに「かっこよすぎる」「その通りだと思う」
さまざまな分野で活躍する人たちに密着する、ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)。
2024年12月22日と23日は『2夜連続スペシャル』として、元プロ野球選手のイチローさんに迫りました。
番組の中で、イチローさんが高校生にかけた言葉が、反響を呼んでいます。
イチローが高校生にかけた言葉に「心に響いた」
現役を引退してから、アメリカの球団『シアトル・マリナーズ』で会長付特別補佐兼インストラクターを務めている、イチローさん。
オフの日には、高校球児への特別指導や高校野球女子選抜との真剣勝負などの活動に取り組んでいるといいます。
番組では、高校球児たちに指導をするイチローさんの姿も放送。
イチローさんには、野球の技術や知識だけでなく、それ以上に『伝えたいこと』がありました。
野球で結果を残してくれたらめっちゃ嬉しいですよ。でも、もっと嬉しいのは、その先だと思う。
「自分はこんな大人になりました」そういう報告が聞けたら、もっと嬉しい。
それも野球をやっていなかったら、みんなと出会ってないわけだからね。
人との出会いなんて、そういうもんですよ。奇跡だからね。そういうものも大事にしてほしいなと思うね。
僕が期待するのは、人の痛みとか気持ちを自分なりに想像したり考えたりすること。
そういう優しい人になってほしい。それが、僕が一番期待すること。
情熱大陸 ーより引用
イチローさんが高校生を指導するのは「ただ野球がうまくなってほしいだけじゃない」といいます。
これからの未来を担う若者には、『人の痛みを想像できる優しい人』になってほしいという想いがあるようです。
最後にイチローさんは、高校生たちに「どこかで僕を見かけたら必ず声をかけてください」と伝えました。
長年、第一線で活躍し続けたイチローさんから指導を受ける機会は、とても貴重なもの。いってしまえば『その時限りの先生』だとしても十分でしょう。
しかしイチローさんは、一つひとつの縁を大切にしているからこそ、「声をかけて」といったのです。
この言葉からも、イチローさんが『大切にしていることは何か』が伝わってきますね。
高校生に伝えたメッセージは、番組を通じて、多くの人の心に届きました。
・イチローさんの言葉、すごく響きました。人の痛みなどが分かる人になりたいと改めて思いました。
・その通りだと思う。本当にかっこいいなぁ。
・「人の痛みが分かる優しい人になってください」という言葉が、特に刺さった。
・やっぱり最終的に大切なのは『人間力』なんだろうな。それが伝わってきました。
イチローさんの言葉は、野球をやっている人だけでなく、すべての人にとって意味のあるもの。きっと、多くの人の心に、刻まれたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 情熱大陸