「お金のない若者が高齢の金持ちの家を襲う」ひろゆき氏が的中の“犯罪予測”でもう一つの怖い警鐘
お金のない若者が、なぜ高齢のお金持ちを襲うか。実業家・西村博之(ひろゆき)氏が、12月23日深夜に更新したXで持論を展開している。
ひろゆき氏は「一人当たりGDPが韓国に抜かれた日本ですが、『お金のない若者が高齢の金持ちの家を襲う』という途上国でよくある事件が、日本でも起きるようになりました。経済成長率の低さと通貨安を見てれば予測出来る話ですね」とポスト。さらには自著の一部を貼り付けたXユーザーのポストをリポストしており、その著書には「若者は泥棒になる」という見出しで、働いても稼げなくなった若者は「たぶん泥棒をしますよね」「お金持ちの高齢者はこれからますます狙われていくと思います」と予測してあった。
近年、いわゆる「闇バイト」による犯行が横行。SNSやインターネット掲示板などで“短時間で高収入”といった宣伝文句で募集し、応募すると詐欺の受け子や出し子、強盗の実行犯として利用される。高収入目当ての若者が応募するケースが多く、狙われるのは高齢者。ひろゆき氏の予測通りとなっている。
内閣府が12月23日に発表した国民経済計算の年次推計によると、2023年の日本の国民1人当たりの名目GDP(国内総生産)は3万3849ドル。経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中22位となり、21位の韓国を下回った。GDPは豊かさの指標であり、日本は裕福とは言い難くなってきた。ひろゆき氏の予測通り、今後、犯罪に手を染める若者は増えていくかもしれない。
さらに恐ろしいことに、ひろゆき氏の犯罪関連の予測は日本人の若者だけではなかった。
「24年5月9日更新のXで、外国人グループの犯罪が増加傾向にあるとの新聞記事を貼り付け、『日本語が話せず、スキルのない外国人に滞在許可を与えまくったら、犯罪をしてでも生活しようとするのは必然。生きようとする外国人だけが悪いのではなく、安易に外国人に滞在許可を出す政府がそもそも悪い』と警鐘を鳴らしていました。日本は労働者を確保するために外国人の受け入れを拡大しています。外国人による犯罪は顕著に多くはありませんが、ひろゆき氏の指摘通り、スキルのない外国人が犯罪に走る可能性も否定できません」(週刊誌記者)
ひろゆき氏の予測が当たらないことを願うばかりだ。
(石田英明)