1年間も湯を替えないで真っ黒に…「マコモ湯」のトンデモ入浴法がヤバすぎた!
2024年の流行語にも選出された「界隈」というワード。中でも有名なのは「風呂キャンセル界隈」だろう。これは疲れや面倒くささから風呂に入るのを後回しにしたり、やめたりすることで、実際に、約3割の女性が当てはまるという。
そんな中、インスタグラムなどのSNSを中心に「マコモ湯」なる入浴法が人気になって久しい。マコモとは、沼地や川などに群生しているイネ科の多年生植物で、これを刻んでネットなどに入れて風呂に入れると健康にいいのだとか。冬至の日にゆずを入れる「ゆず風呂」のような感覚かもしれない。
ところが、そんなマコモ湯に関して、眉をひそめるような情報も飛び交っている。枯草菌(こそうきん)の仲間といわれるマコモ菌が、風呂の湯に含まれる大腸菌やその他の菌類を分解してくれるとして、お湯を何日も変えずに入浴する人が増えているというのだ。中には1年以上もお湯を変えず、追い焚きだけで風呂を沸かし続け、真っ黒になったお湯をSNSでアピールする人も…。
「アトピーなどに効くとして、民間両方の1つとしても注目を集めているようですが、科学的根拠は明らかではありません。X上では《父がガンになったときに母がマコモ湯を始めた。お湯を交換せずに継ぎ足しなので、臭いが増していく。ドブより臭かった》《風呂の水を変えないのはさすがにヤバいだろ》などと言った声も寄せられていますね。中には、なんと60年間も水を入れ替えてないというマコモ湯まで紹介されているといいます」(社会部記者)
そんなマコモ湯の極端な使用法に対し、「浴槽の水を長期間変えないで使用するのは絶対にやめましょう」と訴える呼吸器科専門医もいる。
健康に対する考え方は人それぞれとはいえ、実際に真っ黒なマコモ湯を見たら、風呂キャンセル界隈が加速しそうだ。
(ケン高田)
いち(
12/25 7:09
民間両方 草