ファミマで「中身の分からない福袋」が売られていたので買ってみた / 2025年福袋特集
いよいよ熱を帯びてきた福袋商戦。この数年、コロナの影響もあってかどこも仕掛けが早く、年をまたぐ前に売られるケースも珍しくなくなった。
街を歩いて注意深く観察すると1つくらい福袋にあたるものだが、なんとまさかのファミリーマートで売られていた。しかも、中身は開けるまで分からないオールドスタイル……!
・大きい袋の中身
このたびゲットしたファミマの福袋は、大きい袋と小さい袋の2種類。ともに500円で中身は「菓子」とまでしか明かされていなかった。
同じサイズで値段が同じだと、そこはかとなくイソップ童話『金の斧 銀の斧』みたいな感じがする。こういったとき、大体小さい方がお得度が高いような気がするが果たして──。
なお、筆者はキレイな心を持ち合わせていないので、入ってた商品の値段を調べさせてもらった。
それでは大きい袋から中身をご覧いただこう。
・ひとくち歌舞伎揚(128円)
・チョコシュー(138円)
・緑茶(108円)
・小海老天ぷらそば(170円)
・ポテトチップス 絶品うすしお味(150円)
・ミートソース(190円)
合計6種類。中身は菓子と言いつつ、いろんな種類をぶっこむ優しい仕様だった。
合計金額は884円だからお得になったのは384円。福袋自体が500円だからまぁお得になっているなぁと思うところだが、注目すべきはすべてプライベートブランド……オールファミマルなことだ。
こういうときに自然な流れでお得さに加え、自社製品を知ってもらうというのはいい考え。実際、筆者は「ファミマルにもいろんな種類があるんだ」としっかり頭に刷り込まれた。
・小さい袋の中身
お次は小さい袋も開封しよう。もちろんこちらも値段は調査済み。中身は以下の通りである。
・濃厚ミルクドーナツ(108円)
・こだわりのワッフル(145円)
・こだわりのフィナンシェ(145円)
・濃厚チョコパウンド(180円)
・こだわりのしっとりバウムクーヘン(180円)
5種類のお菓子で、こちらの合計金額は758円だからお得になったのは258円。『金の斧 銀の斧』の法則無視で、大きい袋の方が普通にお得だった。
こちらもオールファミマル。次に店舗を覗いたときには完売していたから、500円という安さもあって手に取る人が多かったようだ。
・小さなラッキー
なお、ファミマの福袋はどこでも売られているものじゃない。そう考えると今回のものは、独自で出しているものを運良くゲットできたと思われる。
てなワケで、小さなラッキーが入っていたファミマの福袋。なかなか置かれていないだろうが、見つけたら運試しで買ってみるのも面白いかも!?
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.