直近12試合で9敗目…改善を誓うペップ「解決策は選手を復帰させること」
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、アストン・ヴィラ戦を振り返った。21日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
マンチェスター・シティは21日に行われたプレミアリーグ第17節でアストン・ヴィラと対戦すると、16分にジョン・デュランに先制点を奪われたほか、65分にはモーガン・ロジャーズに追加点を許した。その後、90+3分にフィル・フォーデンの今季リーグ戦初ゴールで1点を返したが、追いつくことはできず、1-2で敗れた。
この結果、公式戦3連敗となったほか、直近の公式戦12試合で9敗目(1勝2分け)を喫したマンチェスター・シティ。試合後、グアルディオラ監督はイギリスメディア『TNT Sports』で「前半は本当に良かったけど、後半は落ちてしまった。(負傷した)ジョン(・ストーンズ)がプレーを続けられなかったから、プレスの仕方を変えなければならなかった」と振り返った。
さらに、『BBC』でもグアルディオラ監督は「試合が進むにつれてテンポが少し難しくなってしまった」と反省を口にしながら、苦しい状況から抜け出すための方法については次のように語った。
「結果が出るかもしれないし、結果が出ないかもしれない。それは私たち次第だ。解決策は選手たちが復帰することだ。フィットしているセンターバックは1人しかいない。それでは難しくなる。次の試合で再び挑戦するつもりだ。それ以上のことは考えていない」
また、試合後にはノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが「僕は十分にいいプレーができていないし、チャンスをものにすることができていない。もっと頑張らなければならないし、十分ではなかったと思う」と反省を口にしていたが、グアルディオラ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』でこの意見を否定し、同選手を擁護している。
「彼がいなければ、私たちはさらに悪い状況になっていただろう。私は彼の意見には賛同できないけど、選手たちにはこれがもっと良くなる唯一のチャンスだと感じて欲しい。2つの選択肢があり、(自己批判をするか、)もう一つは味方を責めることだ。それは彼ら次第でもある。私たちは挑戦したけど、最終的には彼に正しい位置で正しいボールを届ける必要がある」