【ひいらぎ賞】半姉はエリザベス女王杯覇者のスタニングローズ ブルーミングローズが2連勝なるか

 秋華賞馬のスタニングローズの半妹となるブルーミングローズ(牝2、栗東・高野友和厩舎)が、土曜中山9Rのひいらぎ賞(2歳・1勝クラス・芝1600m)で2連勝を狙う。

 ブルーミングローズは父サートゥルナーリア、母ローザブランカ、母の父クロフネの血統。母はJRAで3勝。半姉のスタニングローズは22年の秋華賞と今年のエリザベス女王杯など重賞を4勝。祖母のローズバドは01年のフィリーズレビューと03年のマーメイドSを制し、GIで2着3回の活躍馬。そして曽祖母のロゼカラーは95年のデイリー杯3歳S、叔父のローズキングダムは09年の朝日杯FSと10年のジャパンCを制している。

 8月新潟の新馬(芝1600m)は8着に大敗したが、ここでひと息入れたことが正解だった。2か月ぶりだった10月京都の未勝利(芝1600m内回り)は序盤こそ後方だったが、3角で先団へ。直線で抜け出し、嬉しい初勝利となった。今回は昇級戦となるが、牝馬同士なら十分に勝ち負けになるだろう。

 ここを制して賞金加算となれば、クラシックへ大きく前進となる。鞍上は頼れるC.デムーロ騎手。来春が楽しみになるようなパフォーマンスを期待したい。

2024/12/13 20:00

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