悲しみに耐えられなかったか 飼い主が亡くなり棺のそばで息絶えた犬(タイ)
タイのカムペーンペット県のある家で飼われていたタイ・リッジバック・ドッグ“ジュード(Judo)”の死が、人々の涙を誘うことになった。ジュードの飼い主であるソムファイさん(75)は、今月に入って持病が悪化し、病院に入院していたが、残念ながら今月3日の早朝に息を引き取った。
亡くなったソムファイさんの娘ナティーワンさん(46)によると、ジュードはソムファイさんが入院してから元気をなくし、ソムファイさんが亡くなると餌も受け付けず、棺の横で鳴き声をあげていたという。そして葬儀が始まると、ジュードはソムファイさんが眠る棺が置かれた玄関に横たわり、死んでいた。
シンガポールのニュースメディア『MustShareNews』では、ジュードの死を目にした弔問客の中に涙を流す人もいたと伝えており、ナティーワンさんは記者団に対して次のように話した。
「母は老衰で亡くなりました。ジュードがなぜ母と一緒に亡くなったのか、私にも分かりません。母が病院で重篤な状態だった時、ジュードも同じように具合が悪くなり、食事を受け付けなくなりました。そして、母が3日に亡くなると、ジュードの体調はさらに悪化しました。」
「母とジュードの間にとても強い絆があったからかもしれません。葬儀で弔いの歌が流れると、ジュードは悲しみに耐えられなかったのか、悲しげに鳴いていました。」
亡くなったソムファイさんは、ジュードを子犬の頃に飼い始め、長い間大切にしてきたそうだ。またナティーワンさんは、健康面でジュードには何の問題もなかったと明かしており、「もしかしたら母はジュードを一緒に連れて行きたかったのかもしれません」と述べた。
画像は『MustShareNews 「Dog in Thailand weeps at owner’s funeral before dying beside her coffin」(Source: Khaosod)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
トリトン(♂)
12/12 21:18
親父の場合犬ではなく熱帯魚が全て亡くなってから帰ると死んでましたね。犬は死ななかったが遠吠え何度もしてたとか遠吠えする犬ではなかったのにね。