キャサリン皇太子妃、真っ赤なコートを着てクリスマス礼拝を主催 装いに「エレガントで上品」の声
キャサリン皇太子妃は現地時間6日、今年で4回目となるクリスマス礼拝『Together at Christmas』を主催した。
2021年からウェストミンスター寺院で開催されているクリスマス礼拝は、ウィリアム皇太子夫妻のチャリティ財団「ロイヤル・ファウンデーション」の支援を受け、クリスマス時期に人々を団結させるとともに、他者を支え続ける人々を称えることを目的としている。
今年の礼拝は「地域社会で愛や優しさと共感を示した人々」に捧げられ、友人や家族、仕事を通じて個人を支援したり、ボランティア活動を通じて他人を助けた1600人のゲストが出席した。
キャサリン皇太子妃はがんの化学療法を終えた後、徐々に王室公務に復帰している。そんな皇太子妃が、クリスマスらしい真っ赤なロングコートを着て会場に到着した。
皇太子妃は、「アレキサンダー・マックイーン」によるフルレングスのピーコートを身にまとっていた。
このコートは黒いボタンが特徴のダブルブレストで、襟元には黒いベルベットの大きなリボンがあしらわれている。コートの下には赤いタータンチェックのスカートをはき、「ラルフローレン」の黒いロングブーツを合わせている。髪はゆるいウェーブをかけて下ろし、パールのドロップイヤリングを着けていた。
イベントの主催者であるキャサリン皇太子妃は、家族より一足先に到着し、ゲスト一人一人に挨拶を交わした。
英歌手パロマ・フェイスからがんの化学療法を終えたことについてお見舞いの言葉を受け、皇太子妃は「去年の今頃は、こんな年になるなんて思ってもみなかったわ」と答える場面もあった。
その後、皇太子妃は会場の外に出て、車両で到着したウィリアム皇太子、ジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)を出迎えた。
家族5人が並んで歩き、ウェストミンスター寺院の大扉の外に設けられた「Kindness Tree(優しさの木)」の前で足を止めた。
子どもたち3人は、今年のクリスマス礼拝のテーマ「愛と共感」に基づき、自分の人生を支えてくれた人に宛てたメッセージを記した赤いカードをツリーの枝にかけた。
礼拝には、エディンバラ公エドワード王子の妻ソフィー妃、ザラ・ティンダルさん、マイケル・オブ・ケント王子夫妻と娘レディ・ガブリエラ・ウィンザーら王室メンバーに加え、現在第2子を妊娠中のベアトリス王女が夫エドアルド・マペッリ・モッツィ氏、継息子クリストファー・ウルフくんと共に出席した。
また、キャサリン皇太子妃の家族も礼拝に参加しており、父マイケル・ミドルトンさん、母キャロル・ミドルトンさん、妹ピッパさん、弟ジェームズさんが出席した。
ケンジントン宮殿の公式SNSが礼拝の様子を投稿すると、王室ファンは「美しくてエレガントで上品」「赤い服が良く似合っている」と皇太子妃の装いを称賛し、「家族が揃っている姿を見ることができて嬉しい」という声も寄せられた。
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画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「An evening to come together and celebrate this festive season as the Together at Christmas Carol Service returns to Westminster Abbey.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)