不倫夫の呆れた生態「定時で上がり風俗。残業だと言って帰宅。プレイ後にはレビューまで」 衝撃を受けた妻の選択は……【後編】
浮気癖のある人との結婚生活はどう考えてもしんどい。離婚経験のある30代の女性は、マッチングアプリで知り合った10歳年上の男性と1年半交際して結婚。子どもを望み不妊治療を始めるなど、関係は良好のはずだった。
ところがあるとき、女性が仕事を早退するたびに家にいるはずの夫が不在という不審なことがあった。「女の勘が働きました」と言う女性が夫のスマホでLINEを確認したところ、
「特定の女性とほぼ毎日やり取りをしていました」
「2人でラブホテルで裸の写真がありました。しかもそれは、入籍した2ヶ月後の日付」
などの酷い裏切りが発覚してしまう。しかも相手の容姿は、投稿者の女性とは正反対の「ギャル風」でショックを受けた所までは、前編で紹介した通り。その後、さらに衝撃の事実を知る。
「しまいには風俗通いをしていることもわかりました。19~22歳までの低身長の爆乳ギャルばかりを指名して、定時で上がり風俗へ行き残業だと言って帰宅。プレイ後にはまめにレビューまで書いていました」
スマホはあらゆる個人の秘密が分かってしまうのが恐ろしい。(文:篠原みつき)
「浮気じゃなく2人でラブホに行って彼女の写真を撮ってあげただけ」と苦しい言い訳
それらを目撃した女性は「ショックすぎて食欲が落ち」体重が5キロ減、 41キロまで痩せてしまったという。
「(夫は)『自分はあまり性欲がなくて、手を繋いでるだけでも幸せ』と言っていたのに、事実は他で済ませていたからという結果でした。抱くにも値しない、無価値な女なんだと思わされました」
「何のために私と付き合い、プロポーズをしてきたのだろう」と苦しい自問自答を繰り返す毎日で、自暴自棄になった。「自尊心をズタズタにされました」と告白する女性。ついに我慢できなくなり、パートナーに気持ちをぶつけた。
「答えはしどろもどろで、浮気じゃなく2人でラブホに行って彼女の写真を撮ってあげただけ。友達だから、誕生日やクリスマスはただのイベントとして祝っただけ。など、苦しい言い訳ばかりでした」
相手からOKされたらどうするつもりだったのか聞くと、「結婚を隠して付き合うつもりだった」とまで言ったというから図々しいにもほどがある。どんなに問いただしても、彼の口から「相手との関係を終わらせる」という言葉は出て来ず、「もう自分からは連絡しないようにする」と言うだけだったという。
40歳の元カノから送られてきたコスプレ写真に「勃っちゃった!」と返事
ただ、「離婚はするつもりがない」と言い張ったため、相手との関係を終わらせることを約束させた。
「相手には結婚していた事実と『妻を傷つけたからもう連絡しないし、してこないで欲しい』とLINEをしてもらいブロック、削除、アルバムも削除して連絡先もインスタもブロック、削除してもらいました」
こうして離婚しない道を選んだものの、呆れることはまだあった。
「他にも10年前に別れた元カノとは、40歳の相手から送られてきたコスプレ写真に、勃っちゃった!と返事をしていたり、それに対して相手も嬉しそうな返事」
どうも夫は、一度関わった相手とは長く付き合うたちらしい。しかし、「どの女性たちとのやりとりも、見るも耐えない汚らしいトークばかり」だったと嫌悪感を募らせる。その後は、どんな関係であっても女性と2人きりにはならないと約束させたそうだが、迷いは収まらない。
「不妊治療を進めながら、この人と結婚を継続していいのだろうか。責任や覚悟を受け止められる人なのだろうかと、不安をぶつけ喧嘩する日々でした。(中略)自分に罪の意識はなくても、私を傷つけている場合があることを理解してもらい、今では常に報連相を心掛けて日々過ごしてもらっています」
夫は妻を安心させようと、積極的に2人の時間をつくり、自分のコミュニティにも誘ってくれるようになったという。「2人でできる趣味を探して、不妊治療も続けています」と明かした。
ただ、この件で心に受けたダメージは大きく、「考えると今でも震えと吐き気が起きて嘔吐するし、涙がボロボロこぼれます」と苦しみを語る女性。最後はこんな風に決意を語っている。
「本当に愛していたからこそ、裏切られた傷は深く広い。一生許すことはできませんし、許すつもりもありません。でも、自分のため。未来のために、どんな結果でも納得できるまで生きていきたいと思います」
前向きなのは何よりだが、この状況で子どもを作って大丈夫なのだろうか。
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