PSG、中盤の主軸ヴィティーニャとの契約を2029年夏まで延長へ…給与も大幅増額か
パリ・サンジェルマン(PSG)がポルトガル代表MFヴィティーニャとの契約延長を画策しているようだ。3日、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
現在24歳のヴィティーニャは母国の名門ポルトの下部組織出身で、2020年に19歳でトップチームデビューを飾った。ウルヴァーハンプトン(ウルブス)での武者修行を経験しつつ、ポルトで公式戦通算59試合に出場すると、2022年夏には推定4000万ユーロ(約63億円)の移籍金でPSGに加入。同年3月にデビューしたポルトガル代表ではここまで国際Aマッチ25試合に出場している。
PSGでは加入早々に中盤の定位置を確保し、ここまで公式戦通算109試合で13ゴール9アシストをマーク。リーグ・アンとトロフェ・デ・シャンピオン連覇に貢献し、在籍3年目の今シーズンもチームの中心選手として活躍している。
そんなヴィティーニャがPSGとの契約延長に近づいているようだ。移籍市場に精通するロマーノ氏によると、PSGはヴィティーニャを中長期的プロジェクトにおける重要戦力と位置付けており、2027年6月末までとなっている契約期間を2029年6月末まで2年間延長するべく動いているという。両者の交渉はすでに合意に達しており、近日中にも契約延長が正式発表される見込みとのこと。また、給与も大幅に増額となる見通しと報じられている。
母国の名門を経て、フランス王者で存在感を発揮し、実力者が集うポルトガル代表でも主力に定着したヴィティーニャ。今後もPSGでのプレーを続けることとなりそうだ。