一日の終わりを恋人とまったりしたい…優しいおいしさ「サムゲタン風スープ」
こんにちは、まいったねぇです。
先日、彼女の友達カップルと一緒に遊ぶ機会がありました。
Wデート? なんて久しぶり。私は初対面ということもあり、彼女の顔を立てなきゃ! と非常に緊張していました。
ところが、会ってみてびっくり! 私の緊張をよそに、めちゃくちゃラブラブなカップルだったんです!! それはもう見てるこっちが恥ずかしくなるくらい!
立てば腰を抱き、座れば足を絡め、気がついたら見つめ合ってるという、いちゃつきぶり。
ちょっと羨ましいかもと思いつつ、「本当にこういうカップルがいるんだ!」と驚いたくらいです。
帰宅後、慣れないWデートにさすがの彼女も食事に集中できなかったのか「小腹が空いた!」とのリクエスト。
今回はその時に作った、味はもちろん、体にも優しいスープのレシピをご紹介します。
材料を水から煮るだけ!手間いらずの「サムゲタン風スープ」
今回ご紹介するのは「サムゲタン風スープ」です。
サムゲタンは鶏を丸々1羽、もち米や漢方食材と一緒にじっくり煮込んだ韓国の薬膳料理。
滋味深く栄養もあることから、本場では熱々のサムゲタンをあえて暑い夏に食べて暑気払いするそうです。
ただ、鶏を丸ごと煮込んだり、珍しい食材を集めたりするのはとっても大変。
でも、大丈夫!
どこのスーパーだって売っているような食材でも充分においしいスープを作ることはできるのです!!
「サムゲタン風スープ」の作り方
【材料】約二人分
・鶏手羽元 1パック(4〜6本くらい)
・生姜の薄切り 2枚
・長葱の薄切り 1本分
・塩 小さじ1
・酒 大さじ1
・普通のお米 カップ2分の1
・水 800mlくらい
・小葱(あれば) 適量
・糸唐辛子(あれば) 適量
1.手羽元に塩と酒を振りかけて軽く揉み、5分ほど置いておきます。
【ポイント①】
下味を付けておくことでお肉がおいしくなり、スープにも味が出ます。
2.手羽元を軽く洗い、生姜と長葱の薄切り、お米(洗わなくてok)と一緒にお鍋に入れ、水を注ぎ、蓋をして強火にかけます。
【ポイント②】
お肉は水から煮ると旨みがよく出ます。
3.沸騰してきたら、弱火にして約30分煮込みます。
4.30分後、蓋を開けて鶏肉とお米に火が入っていることを確認したら、刻んだ小葱と糸唐辛子をトッピングして出来上がりです。
お好みで塩を足したり、ラー油や高菜、ザーサイなど色々なちょい足し食材を試して、自分だけの味を見つけるのも楽しいです。
酒の肴や野菜不足におすすめの「豆もやしのナムル」
【材料】
・豆もやし 1袋
●ニンニクの擦りおろし 1片分
●鶏ガラスープの素 小さじ2
●ごま油 大さじ2
●塩 ひとつまみ
●醤油 小さじ2
1.豆もやしは少し硬めに茹でます(袋の表示時間より2分くらい短めに)。
2.茹でている間に、●印の調味料をよく混ぜ合わせておきます。
3.茹で上がった豆もやしは流水にさらして粗熱を取り、手でギュッと絞って水気を切ってから、調味料と和えて出来上がり!
豆もやし以外にも小松菜やほうれん草、細切りにして茹でたじゃが芋などでもおいしく作ることができます。
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スープをふたりで啜りながら話したのは「世の中、本当に色々なカップルがいる」ということ。
私たちにも、いちゃいちゃしたくて仕方ない! みたいな時期はあったけど、もう過ぎてしまったことは確か。
だからといって、お互いの気持ちが冷めてしまったのか? と聞かれれば、それは違います。
むしろ、お互いを思う気持ちは昔よりずっと強くなってる。
1日の終わりに、一緒においしいものを食べながら他愛のない話をする。そんなことの積み重ねが、今の自分たちを作り上げているのだと思います。
「いちゃいちゃするだけがカップルじゃないし、色々なカップルがいていいんだよね」と関係の多様性を再確認することができた夜でした。
ただ、話の最後に彼女は言いました。
「たまにだったら、ああいうのもいいかもね!」と。
Text/まいったねぇ
初出:2016.09.02
次回は<クタクタのブロッコリーが絶品!?新しいおいしさ「ツナとブロッコリーのパスタ」>です。
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