もう失敗しない「ワインボトルの開け方」コルクを上手に抜くコツとは!
自宅でワインボトルを開ける際に、コルクが割れてボロボロになってしまったことはありませんか?せっかくのワインにコルクの破片が入ってしまうのは残念。開け方にはコツがありました。
ワインボトルのコルクの抜き方
今回はソムリエナイフというタイプのワインオープナーを使用します。100均などでも購入することができます。
広げてみると、こんな構造になっています。それぞれの部分を上手に活用してワインボトルを開けていきたいと思います。
手順①キャップシールを切って取り外す
まずは、ナイフ部分を使用します。
キャップシールの付いたボトルネックの下の部分にナイフをあて、半周に切り込みを入れます。
ソムリエナイフを持ちかえてもう半周にも切り込みを入れます。
この切り込み部分から上に向かって縦方向に切り込みを入れ、キャップシールの上部分を取り外します。
取り外すことができました。
手順②コルクに刺す
次に使用するのはスクリュー部分。
このように人差し指にスクリューを添わせてコルクに刺していきます。
失敗しないためには、スクリュー部分をコルクに垂直に刺すことが大事。ですが、ここでのポイントは最初はコルクの真ん中に斜めに差し込むこと。
こんなに斜めに刺さっていますが、この方法の方が最終的には失敗せずに垂直に刺さるそうです。
2巻きぐらいした時に垂直になればOK!確かにきれいに垂直に刺さりました。
さらに垂直を保ちながら数回ほど巻きます。
手順③テコの原理で引き抜く
最後はフックの部分の出番です。
ひとつ目のフック部分をボトルの瓶口にひっかけたら、もう片方の手でしっかりと押さえ、テコの原理でスクリュー部分を真上に引き上げます。
この際のポイントは支点の位置。支点がこの部分になるように意識すると、真上に引き上げることができます。下の方に支点をおいてしまうと、斜めに引き上がってしまい失敗のもとになるそうです。
ふたつ目のフック部分をボトルの瓶口にひっかけ、先ほどと同様に真上に引き上げます。
コルクが上部に上がったら、下部の方は手で握って引き抜きましょう。
失敗しないコルクの外し方は、スクリューを垂直に刺して真上に引き抜くこと。そのためには、最初は斜めから刺し始めることと、支点の位置に気を付けて引き抜くことがポイントに。コツさえつかめば、きっと成功しますよ!
文・写真/mayumi