キャサリン皇太子妃、長男ジョージ王子の進学先でウィリアム皇太子と意見対立か

ウィリアム皇太子(42)とキャサリン皇太子妃(42)は、長男ジョージ王子(11)、長女シャーロット王女(9)、次男ルイ王子(6)と共に2022年夏、ウィンザーにあるアデレード・コテージに引っ越した。

新学期が始まった同年9月から、3人の子どもたちはウィンザーのアスコット近くにある名門私立学校「ランブルック・スクール(Lambrook School)」に通っている。

ジョージ王子は来年の夏休み前に同校を卒業し、9月から新たな学校へ進学する予定である。

進路先については明らかになっていないが、昨年6月にはウィリアム皇太子夫妻がジョージ王子を連れて、ウィンザー近郊にある名門「イートン校」を訪れる姿が目撃された。

イートン校は1440年に国王ヘンリー6世によって創立されたパブリックスクールで、13歳から18歳までの男子が全寮制で学ぶ学校である。

ウィリアム皇太子が同校で学んだことから、息子ジョージ王子も進学するのではないかという憶測が広がっていた。

英メディア『The Mirror』が現地時間11月30日に報じたところによると、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、ジョージ王子の進学先について意見が対立しているという。

王室専門家のケイティ・ニコル氏は同メディアの取材で、キャサリン皇太子妃がジョージ王子をシャーロット王女やルイ王子と同じ学校に通わせることを望んでいると語った。

「キャサリンが望んでいるのは、ジョージがきょうだいと共に学べる共学校です。それは彼女が、妹のピッパや弟ジェームズとともにマルボロで経験したことです。」

キャサリン皇太子妃は1996年から2000年まで、英ウィルトシャー州にある名門パブリックスクールの共学校「マルボロ・カレッジ」で学んだ。

ケイティ氏は、「キャサリンにとって本当に幸せな学校生活でした。しかしウィリアムは、貴族や王室メンバーとの長い歴史を持つイートン校に素晴らしい思い出があるのです」とそれぞれの事情を説明した。

さらにケイティ氏は、ウィリアム皇太子は弟ヘンリー王子と共に学んだイートン校にジョージ王子を入学させることを希望しているが、キャサリン皇太子妃が同校について「堅苦しすぎる」と感じていると語った。

また、ジョージ王子が父親の母校で学ぶことに意欲を見せているため、キャサリン皇太子妃は「心を痛めている」と伝えられている。

ウィリアム皇太子とヘンリー王子は、祖父エディンバラ公フィリップ王配や父チャールズ国王の母校であるスコットランドの名門寄宿学校「ゴールドストウン」には進学せず、イートン校で学んだ。

ケイティ氏はこの点について、「伝統が変わる可能性は常にあります」と見解を示した後、次のように付け加えた。

「ウィリアムとキャサリンは、どのような状況でもジョージの最善を考慮した上で決断を下すでしょう。」

画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Fantastic to be two of the 300,000 racegoers attending #Ascot」「Wishing Prince George a very happy 11th birthday today!」「A memorable day at The King’s Birthday Parade.」』より

(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

2024/12/2 11:55

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