年収500万円で“静かな退職”実践中 「毎回それっぽい資料をAIで作成して提出。これで給料貰えるならいいか」
やりたい仕事もやれず本来のスキルも活かせない職場では、やる気を失い“静かな退職”に移行する人もいる。ゲームクリエイターの40代男性は、「転職前に事前に約束していた」職務内容ができていないようだ。年収1500万円という高い報酬を得ていながら、
「職務内容と異なる仕事をしており、やりがいや自分のスキルを発揮している感じもなく、ゆえに仕事を時間つぶしのようにしている」
と、最低限しか仕事をしない状況であることを語る。(文:真鍋リイサ)
「毎回それっぽい資料をAIに作成してもらって提出しています」
ただ、「やりたい事は副業でしている」というから、年収の内訳は給料だけではないのかもしれない。
また、同じく投稿を寄せた30代女性(年収500万円)も業務内容に不満を抱えている。
「毎日会議があり、何かしら上司と話し合いをしています」
上司とのコミュニケーションが取れているのはいい事だが、女性に言わせれば「会議入れすぎでまるで意味がない」という有り様らしい。
「短い時間で“今日の会議であがった改善すべき事”を頑張って考えていましたが、現実的に1日2日での対応は無理だと気がつき、毎回それっぽい資料をAIに作成してもらって提出しています」
たしかに毎日新たな問題を提示してそれを解決するなど、あまり現実的ではない。
「『これで給料貰えるならいいか』と最近は開き直って時間内でできる事だけやることにしました」
と諦めたように本音を明かした。
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