世界的名作に隠された秘密のストーリー ジェンキンス監督が語る、最新作が完成させる『ライオン・キング』の物語
大ヒット作の“はじまりの物語”『ライオン・キング:ムファサ』が、12月20日(金)より公開となります。本作は、シンバの父、ムファサの若き日の物語。アニメーション版、超実写版を経て誕生する今作では、これまで描かれなかったムファサとタカ(後のスカー)兄弟の秘密のストーリーを知ることが出来ます。
『ライオン・キング』を愛するキャスト、スタッフが集結し作られた最新作『ライオン・キング:ムファサ』。『ライオン・キング』を完成させる最新作について、本作を手掛けるバリー・ジェンキンス監督が語る作品愛と共に紹介!
◆バリー・ジェンキンス監督が語るアニメーション版、超実写版の魅力
アニメーション版『ライオン・キング』は1994 年に公開され、30 年が経った今も世界中で愛されている作品だ。最新作でメガホ
ンを取ったバリー・ジェンキンス監督は、アニメーション版を初めて観たときの感想を「まず音楽が素晴らしいと思いました。もうひとつは、映画で描かれる感情がいかに強烈だったかということです。映画を観た若い人たちが初めてそういった感情を経験するのを見て、まるで手品のようだと思いました」と振り返ります。名曲「愛を感じて」はアカデミー賞主題歌賞を受賞し、その奥深いストーリーで子供だけでなく大人も魅了し続けています。
そのレガシーを受け継ぎ制作されたのが、2019年に公開された超実写版『ライオン・キング』です。当時の最先端のCG 技術を駆使し、新たな表現でサバンナに生きる動物たちをスクリーンに映し出しました。監督は超実写版について「本当に魅了されました。僕は映画制作のあらゆるツールが大好きで、物語を語るための様々な方法がある時代に生きていることを幸運に感じています」と、当時世間を驚かせたCG技術にコメント。すでに世界中で愛される作品を新たな手法で描くことは「同じストーリーを違うツールでどう語るかというのは本当にクールな実験だと感じました。」と、超実写版の魅力を語っています。
過去作を熟知し、大きな愛とリスペクトを持って監督が作り上げた最新作『ライオン・キング:ムファサ』。『ライオン・キング』の物
語をより深く、ドラマティックに感じさせることとなる、秘密の物語がついに描かれる!
◆最新作でついに明かされる『ライオン・キング』秘密のストーリー
『ライオン・キング:ムファサ』で描かれるのは、『ライオン・キング』の主人公シンバの父、ムファサの若き日の物語。動物たちの王
国、プライドランドをおさめ様々な動物たちから尊敬を集めていた王ムファサは、いかにして偉大な王になったのか?そこには『ライオ
ン・キング』でムファサと敵対したタカ(後のスカー)の存在があった―。強い絆で結ばれていたはずの”兄弟”であるムファサとタカの
間に一体何があったのか、その出来事によって2 人の関係性がどのように変わってしまったのか。『ライオン・キング』のストーリーを完成させる過去の秘密の物語が、いまスクリーンで明かされる!
バリー・ジェンキンス監督は、アニメーション版と超実写版のストーリーから受け取ったものの一つに「両親や先祖を失ったとしても、彼らが生きてきた人生や教えてくれた教訓を通して、彼らはまだ私たちと一緒にいるという考え方」を挙げる。自らが手掛けた最新作にもこの考えは反映されており、「若い世代が自分の人生を生きるのを導くために時を超え、世代を超え、祖先の教えを伝える、そのテーマやレガシー(遺産)は、全てに広がっていて、『ライオン・キング』の映画同士が直接語り合っているんです」と、アニメーション版と超実写版、そして最新作が相互に関わりあっていると、3作の関係性を説明します。
『ライオン・キング』を完成させる、重要な秘密が明かされる『ライオン・キング:ムファサ』に期待が高まる!ディズニー史上最も温かく、切ない“兄弟の絆”の物語。本当の“ライオン・キング”は、ムファサで完成する心ゆさぶる楽曲にのせて、超実写版で描くキング・オブ・エンターテイメントがいよいよ幕を開ける――。
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