ブルース・ウィリス、感謝祭を娘達と過ごす写真に感激の声続々「愛に溢れている」
映画『ダイハード』シリーズなど数々のアクション映画で活躍したブルース・ウィリス(69)は2022年3月、失語症と診断されたことから俳優業からの引退を表明した。その後、病状が進行し、2023年2月には前頭側頭型認知症(通称FTD)と診断されたことを公表した。
これらの声明文は、ブルースの元妻で女優のデミ・ムーア(62)と長女ルーマー(36)、次女スカウト(33)、三女タルーラ(30)、さらにブルースの現在の妻エマ・ヘミング(46)と長女メイベルちゃん(12)、次女エヴェリンちゃん(10)の家族7人の連名によるものだった。
その後、ブルースは家族のサポートを受けながら自宅で療養生活を送り、家族はSNSで彼との日々を共有することが多かった。
現地時間28日には、感謝祭を祝うスカウトとタルーラが父ブルースと一緒に過ごす姿をInstagramで共有した。
米国の感謝祭は、家族や親族が集まり、ターキー(七面鳥)などの食事を楽しむ伝統的な祝日だ。開拓者が初めての収穫期を神に感謝したことが起源で、日々の恵みなどあらゆることに感謝する日である。
感謝祭の日にスカウトとタルーラが投稿した写真には、ブルースがグレーのジャケットとジーンズ姿で居間のソファに座り、娘達とくつろいでいる様子が写っている。
ブルースは両手に、娘達から贈られたとみられる「Best Dad Ever(史上最高のパパ)」との言葉が刻まれたプレートを持っている。
隣にはダークなロングヘアのスカウトが座り、父親に寄り添いながら何かを話しかけている様子が見られる。ブルースはスカウトの顔を見つめながら、とても嬉しそうな表情だ。ソファの前ではブロンドヘアのタルーラが床に座り、片手でブルースの耳をつまんでいる。
別の写真には、ブルースとスカウトが顔を寄せ合う姿が写っており、手前に座るタルーラがそれを眺めて微笑んでいる様子が収められていた。
投稿には、「感謝します」という一言が添えられていた。
認知症と診断されたブルースが、娘達と温かなひと時を過ごす姿に、フォロワーからは感激の声が多数寄せられた。
「2人とも素晴らしい娘だわ。彼の心はきっと満たされていることでしょう。」
「とても愛に溢れていて力強く、感動的な写真。分かち合ってくれてありがとう。」
「ブルースの家族は、無条件の愛の意味を本当に理解していると思う。このような場面を見るのはとても素敵なこと。彼らの毎日が幸せで満たされますように。」
「純粋な愛。大切な家族を光と愛で包み込んでいる。」
画像2、3枚目は『tallulah willis Instagram「Grateful」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)