10発の核ミサイルを無効化したUFO…宇宙人が人類に伝えたいメッセージとは?
1967年にUFOが10発の核ミサイルを無効化したのを目撃したと主張する元空軍大尉が、宇宙人は人類にシンプルな3文字のメッセージを送ろうとしていると信じている。「WTF!?」(何が起きているんだ!?)だ。
冷戦時代、モンタナ州マルムストロム空軍基地で核ミサイルを監視していたロバート・サラス大尉は、基地の正門上空に現れた不気味な赤い光を放つUFOが、10発のICBMを一時的に無効化したと主張している。
サラス大尉は、ポッドキャスト「Total Disclosure」に出演し、ナンシー・メイス下院議員との対談でこの衝撃的な見解を明らかにした。
彼は、UFOの操縦士が何を伝えようとしていたのかについて質問され、「『一体何が起きているんだ!? あなたたちは核兵器を持っている』と言いたかったのだと思う」と答えた。これは、平和主義の宇宙人が人類の核兵器保有に驚き、抗議しているという解釈だ。もちろん、これはサラス大尉の個人的な見解ではあるが、非常に興味深い内容だ。
サラス大尉は、マルムストロム空軍基地での出来事について、UFOの行動が非暴力的で非破壊的な性質であったことが、地球外生命体の平和的な意図を示す手がかりかもしれないと分析している。「機器が故障したり、損傷したりすることはなかった。誘導システムの制御装置に断続的な電気パルスが送られただけだ。これはボーイング社によるテストでも証明されている」と彼は説明した。ミサイルは無効化されたものの、24時間以内には全て復旧したという。
UFOに関する政府の透明性とAAROへの失望
サラス大尉は1967年のUFO目撃事件当時、この出来事は機密扱いとされ、口外することを禁じられていたという。彼は1996年までこの事件について公言しなかった。その後、彼の上官が8日前に同様のUFO目撃事件に遭遇していたことを知った。彼はUFOに関する政府の透明性を強く訴えており、世界中で起きた同様の13の事例を調査した著書を出版している。どの事例でも大きな損害は出ていない。「これは、彼らが核兵器について我々にメッセージを送っていることを意味する」と彼は主張する。
2023年3月、サラス大尉と別の空軍退役軍人は、UFOが米国の核兵器に干渉する能力について懸念を表明するため、国防総省の全領域異常解決局(AARO)に証言を提供した。公開されたメールによると、AAROの職員はサラス大尉に連絡を取り、マルムストロム空軍基地で10発の核弾頭を不可解に無効化したオレンジ色の「円盤」との遭遇に関する情報を収集した。
当初、AARO職員とのやり取りは「非常に寛大なもの」だったが、その後、サラス大尉はAAROに失望しているとメディアに語っている。彼は、AAROが2024年3月に発表した冷戦時代以降のUFOに関する「歴史的記録報告書」を「侮辱の塊」と表現し、AAROの対応を批判している。
サラス大尉の証言は、UFOと核兵器の関連性について改めて考えさせるものだ。真実はどこにあるのか…。今後の調査と情報公開に期待したい。
参考:Daily Mail Online