【ゴジラ尽くし】大阪王将がコラボカフェ化! ゴジラ炒飯にゴジラ担々麺、ゴジラ餃子… 必ずもらえるポスカもエモい

もはや日本を代表する映画作品となった『ゴジラ』が、2024年11月を以て70年を迎えた。作品ごとに色々なゴジラの姿があったなと、感慨深い。

そんな記念すべき年ということで、各方面でさまざまなキャンペーンが実施されているのだが、大阪王将でも11月14日から12月29日までの期間限定でなにやら行われているらしい。

行ってみたところ、ゴジラ炒飯にゴジラ担々麺、ゴジラ餃子など、ゴジラを冠するフードがずらり。しかもこれらを1品注文ごとに1枚、限定ポストカードがもらえるのだ。これは、全種注文してしまうというものでしょう! 

・コラボカフェのよう

しかし何故、大阪王将とコラボなのだろうか。ゴジラで餃子食べるシーンなんてあったっけと思い返しながら公式サイトを覗くと、そういう訳ではなかった。

今年(2024年)大阪王将が55周年、ゴジラが70周年、互いに節目の年であるからという。あまり深い理由はなかったことに笑いながらも、ゴジラコラボなんてなんぼあっても良いことに違いはない。

「よくやってくれた大阪王将!」と感謝しながら、店舗へと急ぐ。店に着くや否や、店頭にデカデカと掲げられたコラボフードのポスターが目に入る。先に書いたように限定のポストカードも手に入るしで、さながらコラボカフェのような雰囲気だ。

大阪王将の企画部に、ゴジラ好きがいるかもしれない。そんなことを考えながらワクワクしつつ席に着き、ゴジラ炒飯・スープ付き(税込990円)にゴジラ担々麺(1190円)、ゴジラ餃子(2個350円・4個630円)を注文する。

・担々麺はどのシーンをあらわしたものだろうか

メニュー写真によれば、炒飯には4本の唐辛子の爪が立っている。ゴジラの手をイメージしているのだそうだ。またゴジラ餃子はにんにく肉餃子にクルトンを付けて揚げてあり、これもゴジラの皮膚を表現していることが見て取れる。

一番の問題はゴジラ担々麺だ。しび辛スープに揚げにんにく餃子と肉ミンチが乗った担々麺なのだが、どこかのシーンをイメージして作られているらしい。

記者は『ゴジラ(1984)』で三原山の火口に落ちていくゴジラと予想しているが、どうだろうか。このように待っている間だけでも楽しくて、とても良い。

しかしそんな待ちの時間が長く続かないところも、大阪王将ならでは。すぐさまコラボフードたちが運ばれてきた。

・餃子がデカい

まず驚いたのがゴジラ餃子の大きさだ。今回は2人で店に行ったのでひとり2つずつ食べようと4個頼んだのだが、炒飯と担々麺があることを思えば、2個で十分だったかもしれない。

なんとなく大阪王将で普段出て来る餃子サイズを想像していたが、周りにクルトンが付いているからか、拳半分くらいはあるのだ。その上担々麺にも味付けは違えど、同じ餃子が入っている。

嬉しい誤算ではあるものの、なかなかの逆写真詐欺ではなかろうか。存在だけで他を圧倒するあたりが、ゴジラっぽくはあるなと妙に納得だ。

食べてみるとニンニクが効いていて肉肉しく、チーズまで入っているようだ。かかっているチリソース効果で、ややサッパリするような気がしないではない。

しかし、やはり1個でそこそこお腹が満ちてしまうパンチ力だ。少食の人や、ほかにも色々と注文したいという人は、気を付けられたし。

また炒飯は、とにかくビジュアルが良い。唐辛子で頑張ってゴジラ感を出しているところに好感が持てる。ピリ辛ガーリック風味の炒飯に、ニラ玉・特製肉ミンチがトッピングされていて、こちらも食べ応え十分だ。

担々麺はふんわりホワジャオ(花椒)の香りがして、食欲をそそる。ゴジラ餃子の主張がここでも強いが、餃子を汁に浸しながら食べると、先ほどとはまた一味ちがったマイルドさを楽しむこともできる。

辛いもの好きとしては、いずれも優しい辛味だなと感じる程度の味付けだった。もうちょっと辛くても良い気がする……という時に活躍するのが、いずれの商品にも別添えされているバーニングパウダー。

唐辛子などのスパイスをミックスしたパウダーで、これをかけると格段に美味しさがアップするのだ。感じ方に個人差はあると思うが、大量に振りかけない限りはアクセントが加わる程度なので、積極的にかけるべし。

そんなこんなで空腹をしっかり満たしてくれるゴジラコラボ。見て良し食べて良し、その上冒頭に書いた通り、限定ポストカードまでもらえてしまうのだ。

全8種あり、前半(12月4日まで)後半(12月5日から29日まで)と期間をわけて、4種ずつ用意されている。記者は今回『ゴジラ(1984)』と『ゴジラVSビオランテ(1989)』『ゴジラVSデストロイア(1995)』を入手。

昭和生まれの記者にとって84年のゴジラ以外はそれほど古い作品と感じないが、それでもこうしてポストカードになったものを見ると、ノスタルジックな感じがしてエモい。

このほかにも、税込1500円以上のレシートで70周年特別バージョンのフィギュアなどが当たるかもしれないキャンペーンも行われているので、レシートは捨てずにもらっておこうな。

楽しみが盛りだくさんな大阪王将のゴジラコラボ。熱烈なゴジラファンはもうすでに足を運んでいると思うが、そう言えば子どものころゴジラの映画を見ていたなあというくらいの、ライトな層にもオススメだぞ。

参考リンク:大阪王将

執筆:K.Masami

Photo:Rocketnews24.

2024/11/28 11:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます