ユーザーコミュニティと共創した「Nothing Phone (2a) Community Edition」ポップアップイベントが開催 現地販売は即完売も熱量高いファンが集まる
Nothing Technology Japanは11月25日、「Nothing Phone (2a)」をベースにユーザーコミュニティと共創したスマートフォン「Nothing Phone (2a) Community Edition」のポップアップイベントを東京・原宿で開催しました。
グローバルで1000台が15分で完売
世界47か国から製品のアイデアを募集し、「ハードウェア」「壁紙」「パッケージ」「マーケティング」の各ステージで選ばれたコミュニティメンバーが、実際に開発に参加した製品。ハードウェアは2眼カメラを中心に円状に配置されたNFCコイル、背面下部の回路がうねるようなデザイン部分に、蓄光材料を使用した薄いグリーンを配色。暗闇でホタルのように光るのが大きな特徴です。
11月12日の発売時には、全世界限定1000台がわずか15分で完売と、大きく注目を集めました。
展示と体験に多くのファンが集まる
この日は会場で限定数の販売が予定されていたのですが、会場前に100人を超えるファンが行列を作り、イベント開始時点で完売に。
それでも実機を体験してみたいという熱量の高いファンが集まり、会場は活気を帯びていました。
ブラックライトを照射して、背面の蓄光の光を確認できる展示も。
「Nothing Ear」「Nothing Ear (a)」「Nothing Ear (open)」といったイヤホン製品の体験・購入や、アパレル製品「Nothing Apparel Drop 2」の先行販売も行われ、注目を集めていました。
参加デザイナーも出席
イベント冒頭には、ユーザーコミュニティから参加してハードウェアデザインを担当したアストリッド・ヴァンミュイーズ氏と赤﨑健太氏が登壇。ヴァンミュイーズ氏は「自分たちがデザインした製品を、初めて目にする方の反応を見られるのがデザイナーとして楽しみですし、勉強になります」とコメントしました。赤崎氏は今回のデザインに至った経緯として「コンセプトの”Glow in the dark”、蓄光素材、そしてNothingが大事にしているコミュニティを結びつけるアイデアを検討する中で、Nothingの特徴でもある昆虫に着目しホタルをモチーフにする案が浮かびました。ホタルは光でコミュニケーションをとる昆虫なので、ストーリー的にもNothingと重なる部分がありました」と語りました。