出会う瞬間は不自然でいい!「隙」がある女性になる手順

出会いの実らせ方について

さぁ、肌寒い冬の始まりを噛みしめながら本当の恋愛の話をしようか。

いきなり個人的な話になってしまうけど、11月は2週連続で結婚式があった。

見知らぬ人がお祝いのために集まる結婚式。俺が端的に感じたのは「みんな出会っているのに、出会えていない」ということ。

ふたりとも仲が良い友達だったから俺も幸せな気分になった。(ご祝儀は10万を超えたが…)

今回は「出会いの実らせ方」を教えたい。前回の出会いの記事がマインド的な側面とすると、今回はスキル的なそれだ。

結婚式の男グループ。目の端っこで女性を意識しながらも、男同士でつるんで新郎にお囃子をしている。

女性グループ。マジ半分形式半分で「かわいいー」「素敵だね」とか言っている。

それぞれが最初は異性を意識の端っこに捉えながら、交わらないことが分かってくると、純粋に同性同士で楽しんで、結婚式の恒例の流れに乗っかって終了していく。

お互いに興味を持ちながら絶妙に断絶した空気感はなんとなく中学校のクラスの雰囲気を思い出してしまう。

何のために結婚式に来てるんだよ?と俺は感じる。

新郎新婦を祝う場というのはもちろん当たり前だけど、相手を探している人にとっては絶好の出会いの場だ。

結婚がすでに決まっている、大好きな彼氏がいる、お目当てがいない…そんな人以外は積極的に出会いにいくべきだ。

パートナーがいない人も、彼氏に不満がある人も少しくらい淡い期待を持っているはずだ。それなのにチャンスが活かされていない。

(だって二次会の新郎新婦のテンションは「せっかく来てくれたんだから楽しんじゃって!好きにやっちゃって!」じゃないか)

これは結婚式だけじゃない。

あらゆる場において言えることで、“何らかの男女の関係が始まりうる場”においては、可能性を拓く努力を最大限にする必要がある。

なんとなくで掴めるものなんて、ショボイ偶然くらいしかない。

では、具体的なアドバイスに。

話しかけられるとっかかりを作る方法

①男性が入り込む隙間を用意する

女性はあらゆる場においてつるむ。とにかく仲良しで固まる。

最初から最後までひとりで飄々と楽しんでいる女の子を見たことがない。

純粋に親しい友人と祝いたいとか、ひとりで手持ち無沙汰になるのが怖いという気持ちは分かる。

だけど、これが男性が入り込むヤル気を阻害するネックになる。

女性グループに果敢に突っ込んでいける男は少数派なのだ。もしくは、こなれたヤリチン。

当たり前のことで、”知らない人に話しかけるのは不自然”な行為だ。

だから何か取っ掛かりがないと、元々の知り合いとだけ喋って終わる展開になりがち。

新郎新婦が気を利かせて男女混合ゲームを用意してくれたりするけど、お目当ての人が同じグループになったことなんてないじゃないか。俺はないぞ。

まずは「出会いを出会いにする」ために、見知らぬ人に話しやすいと思ってもらう雰囲気を自分で作っていく必要がある。

言い換えれば、男が話しかけやすいスキを作れということ。

具体的に書くと、立食形式ならドリンクやフードを取りに行くときだけは単独行動する。

タイミングはお目当ての人にかぶせて笑顔で視線を合わせる。相手が鈍い奴なら話しかけても良い。

「どっちの知り合いですか?」「次、何飲みます?」「酔ってますー?」これだけでいい。

それ以降は向こうのコミュ力にまかせてしまえ。

“話をしてみてもいい”という前提が共有されれば、一気に見えない壁は崩れる。

この見えない”なんとなく話せない雰囲気”がすごく厄介で、普通に女性同士で一緒にいることがどれだけ機械損失を生んでいるのかに自覚的になってほしい。

②膠着状態は長引かせない

気になる男性がいたらなるべく早いタイミングで上記のアクションを取ってほしい。

特に相手が自分に気づいている場合は。

不思議なものでお互いが存在を認知しているにも関わらず、コミュニケーションを取らずにいるとコミュニケーションの敷居が上がってしまう。

たとえば会社で”なんとなくおたがい顔は知ってるけど話したことない”みたいな人。

同じフロアにいるだけ、とか喫煙所でよく会うけどまったく話さない、みたいな。

そういう人は半ば強制的にでも話すきっかけがないと、いまさら仲良くなるのって意外に難しいでしょ?最初の声掛けがいかにも白々しくなってしまうから。

実際に話しかけてみれば半分顔見知りだから、どうってことはないものなんだけど、ちょっと上がった敷居がそれを億劫にさせてしまう。

だから、相手が自分を認知したらなるべく早い段階で話すようにするべきだ。(ちなみにナンパとかでも声掛けの直前までは自分の姿を相手に見せないのが良しとされるっぽい。横断歩道の向こうからビンビン視線感じてたらヤダよな)

個人的にはどんな状況でも男がきっかけを作れよ!と思うのだけど、実際問題としてそんなことができる男性が少ないだけに、「敷居を上げない工夫」は女性側も意識してあげると良いと思う。

③出会いは不自然を乗り越えた先にあるもの

前回の記事に「いかなる出会いであろうとアリ」と書いたけど、まずは出会ってみる必要がある。

それは同じ場所にただいるということではなく、男と女が”何かが生まれうること”を前提に接触するということ。

人が集まる場で自然な振る舞いとは何でしょうか? それは既知の人と一緒に時間を過ごすこと。その振る舞いは出会いではないですよね。

つまり、自然な流れのなかには”新しい出会い”は存在していない。日常から逸脱する必要がある。

なんらかの出会いを予期した行動には不自然さがつきまとう。

それを自覚したうえで気になった男に話しかけてみる。話しかけてもらうように仕向けてみる。

ほんのちょっぴりいつもとちがう振る舞いをする勇気を持ってみてほしい。

当然、女友達にガッツイてると思われるのは得策でないからスキマ時間にさらっとやる。

もしくは女友達と事前に連携を組んでコンビ・グループで異性にからみにいく。

誰とでも気さくにからむ女の子ってキャラクターを演出する。そういったカモフラージュは必要になるのだけれど。

出会う必要がない人には必要がないスキルだけど、人が集まる場に淡い期待を持っている人は意識してみてほしい。

今回は結婚式がベースの話になったけど、その他のシーンでも援用してみてほしい。

ちょっとした見せ方や振る舞いで、本当に他人と”つながる”ようになっていけるから。

周りに「なんかイヤな感じがするな」って思われず、

スッと入っていけるようなずるい感じって大事ですよね。

ちょっと計算してるような。

でも抵抗されない程度の計算?

俺が好きな有名人の言葉なんだけど、チャンスを上手に活かして出会いを獲得していく女性はこんな部分を持っているような気がするな。

Text/ファーレンハイト

初出:2014.12.05

2024/11/12 16:37

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