若女食品が製造販売する「MSC貝柱風味フライ」「MSCアニメ貝柱風味フライ」は、フードアナリスト協会主催の「第81回ジャパン・フード・セレクション」食品・飲料部門にて、「グランプリ」を初受賞でW受賞した。

「ジャパン・フード・セレクション」について

「ジャパン・フード・セレクション」は、食の情報と発信の専門家であるフードアナリスト正会員が、日本人の繊細な味覚・嗜好性・感性・食文化に配慮した評価により、審査し選ぶ制度だ。

商品審査は、内部的要因、外部的要因、マーケット要因、マネジメント要因、安全性要因、ブランディング要因などを中心とした100のチェック項目がある。それらを元に、フードアナリスト資格者が書類審査、アンケート調査、1次審査、2次審査、最終審査といった5つの段階を通して、厳正な審査体制のうえ商品を評価。

評価は絶対評価で、フードアナリストの資格者が付けた点に応じて審査が行われる。

SDGsの取り組み第1弾として企画、発売

今回グランプリを受賞した「MSC貝柱風味フライ」は、高級な食材である帆立の貝柱を模した風味かまぼこをフライ用にした商品。

ホタテ貝柱の繊維の束を忠実に再現した食感と味わいが特徴で、タルタルソースなど好みのディップソースで食べられるよう、シンプルな味わいとなっている。

SDGsの取り組み第1弾として、企画・発売された同商品。主原料はアラスカ産スケソウダラを使用しており、国際認証であるMSC「海のエコラベル」の認証を受けたもののみを使用している。

また、トレーを使わずノントレー包装にすることで、家庭でコンパクトにできるように工夫し、パッケージ印刷には環境に配慮したインキを採用している。

さらに家庭での使用用途に合わせ、ジップ付きパッケージで何度かに分けて使用できるようになっている点もポイント。家庭で手軽にフードロスに取り組めるようにしている。

「MSCアニメ貝柱風味フライ」は、「MSC貝柱風味フライ」のパッケージデザインに、若女食品の公式キャラクターと調理例を載せた商品。世界中で注目されている日本のカルチャー“アニメ”の要素を取り入れている。より幅広い年代と国へ、同商品の美味しさを味わってもらい、食で世界中を笑顔にという想いが込められた商品だ。

また、若女食品では、公式キャラクターを用いたオリジナルの漫画をプロの漫画家と若手社員を中心に準備中だそう。なお、「MSC貝柱風味フライ」「MSCアニメ貝柱風味フライ」ともに14個入りだ。

なお、MSC「海のエコラベル」は、MSCが管理・推進している国際的な認証ラベル。豊かな自然や水産物を未来の世代へとつないでいくために、海の宝物である魚を獲り過ぎず、生態系に配慮するなど、持続可能な漁業で獲られた天然の水産物であることを証明するものだ。

同社は、ホタテ風味やカニ風味の商品を作り出すために、MSC漁業認証を取得した漁業で獲られた魚を使うことで、水産資源の保護に取り組んでいる。消費者は、MSC「海のエコラベル」が付いた商品を選ぶことで、水産資源を守る活動に繋がるという。

1907年創業の加工食品メーカー

若女食品は、1907年創業の島根県にある加工食品メーカーだ。老舗企業でありながら、国際認証FSSC22000やMSC CoC認証など、国際基準の認証取得を推進し、海外にも自社製品の展開を通して日本文化の普及に貢献。また、環境に配慮した商品開発を積極的に進めている。

若女食品は、社名に込められた“女性がいつまでも若々しく輝いて働く会社”という想いを柱とし、若者の雇用管理や女性の活躍にも積極的に取り組む。また、厚生労働大臣が認定する「ユースエール認定」「えるぼし認定」認定企業として、3つ星認定となった。

この機会に、若女食品の「MSC貝柱風味フライ」と「MSCアニメ貝柱風味フライ」をチェックしてみては。

若女食品公式サイト：https://wakashoku.jp/corporate

(ソルトピーチ)