“国産の有機大豆”使用、有機JAS取得の「オーガニックプロテイン」がクラファン開始!
千葉県で訪問型エステサロン事業を営んでいるGUNSHIは、新たに“オーガニックプロテイン専門店”を11月21日(木)からスタートした。店舗の名前はSoply(ソプリー)。
Soplyで取り扱う商品は(1)主成分に国産の大豆を使っている、(2)大豆以外の原材料も有機栽培された素材である、(3)有機JASを取得したオーガニック食品、この3つの基準をクリアしたプロテインだ。農作物全体の0.45%しか生産されていない希少な国産有機大豆を使用し、着色料・香料・人工甘味料などを使用せず素材本来の旨味を味わえる製品となっている。
販売はクラウドファンディングサイトのCAMPFIREを通じて行う。期間は11月21日(木)~12月31日(火)だ。
国産の有機大豆を使用した『オーガニックプロテイン』
味噌・醤油・豆腐などに使われる大豆は、日本人の生活にはなくてはならない作物。しかし、大豆の国内自給率は約6%とほかの作物と比べても低く、特にプロテインで使用されている大豆はそのほとんどが海外産の脱脂大豆だという。
さらに、有機栽培された『国産の有機大豆』は全体の0.45%しかなく、非常に希少だ。そのため『大豆のオーガニックプロテイン』は、原材料の確保ができず困難とされていた。
そんななかGUNSHIは、在来農業から有機農業へ農地転換中の北海道の農家と契約を結び、『国産の有機大豆』を使用した『オーガニックプロテイン』の開発に成功した。
素材の持つ味や風味を感じられる
量販店などで販売されているソイプロテインは、海外産の脱脂大豆と呼ばれる大豆を使用している商品が多いという。
脱脂大豆は、製造の過程で加熱処理や薬剤による処理など、複雑な工程が必要となる。その過程で、大豆本来の持つ栄養価が損なわれたり、味・風味が落ちたりする可能性があると言われている。それらを補うために、添加物や人工甘味料が使われ、“余分なものが入ること”につながっている。
一方、国産の有機大豆を使用したSoplyのプロテインは、大豆そのものをマイクロパウダー化するまで細かく粉砕する技術を持った工場で製造している。これにより、高温での加熱や薬剤を使用することなく、素材本来の栄養成分・旨味・風味を損なわないプロテインとなった。
素材の味を感じることができるため、余分な調味料や甘味料は不使用。保存料も使用していない。
Soplyでは、このプロテインを“有機JASを取得したオーガニック製品”として販売。
試飲用の1回飲み切りの20gパッケージと、
半月程を目安に飲む280gのパッケージを初回の商品として展開する。味は、どちらも「プレーン味」だ。
有機農業の普及に貢献へ
体のことを考えて有機栽培の野菜や商品を手に取りたい人がいる一方、有機農業を行っている生産者は、日本ではまだまだ少数だという。
上記のグラフの通り、各国に比べると日本の有機栽培普及率は非常に少ない水準となっている。
これには「有機栽培で生計が成り立つようになるまで年数がかかる」「人の手が必要となる」「有機JAS取得のハードルが高い」など、さまざまな理由がある。なかには『消費者のニーズがまだそれほど高くないために、有機栽培を行っても販路が確保できない』と悩んでいる農家も。
GUNSHIはそのような現状を知り「有機農業が普及するためには、有機栽培された野菜やオーガニック商品を手に取りやすい環境を整えていくことが必要だ」と考えた。
GUNSHIは、Soplyを通じてプロテインという形で、オーガニック商品に触れる顧客を少しでも増やし、有機栽培された作物の消費を増やし、有機農業が普及するように貢献していく考えだ。
希少な国産有機大豆を使ったソイプロテインを、これを機にチェックしてみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:『国産の有機大豆』を使用した『オーガニックのソイプロテイン』を広めたい!
(Haruka Isobe)