イチローさん来場のジャパンC! 数々の“数字”を持つ元メジャーリーガーから導かれるサインとは
11月24日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(3歳上、GI、芝2400m)。今年は外国調教馬が多数参戦し注目度を増している。そんな国内外のトップホースたちが一堂に会す大一番を、さらに盛り上げる“スペシャルゲスト”が来場。日米通算4367安打を放ち、日本人野手初のメジャーリーガー・イチローさんがプレゼンターを務めるのだ。同レースのプレゼンターは過去にも名だたるビッグネームが並び、2014年には当時ヤンキースで活躍していた田中将大選手や、18年には体操でオリンピック金メダル獲得の内村航平さんらが来場した。
そんなプレゼンターが馬券のサインとなるケースも。元ラグビー日本代表・五郎丸歩さんが来場した15年ジャパンCでは、15番のショウナンパンドラが制したことで、奇しくも五郎丸さんの日本代表での背番号と同じ15番となったことで話題に。となると今年のイチローさんでは…。多くの“数字”を持つレジェンドから“サインの種”を探ってみよう。
まずはイチローさんの代名詞とも言える「背番号51」だ。現役時代、守備範囲の広さやレーザービームと称された肩の強さを総称して、「エリア51」という愛称がつくほどの知名度を誇った数字。
☆今年の該当馬
4枠5番シュトルーヴェ(セ5、美浦・堀宣行厩舎)
1枠1番ゴリアット(セ4、仏・F.グラファール厩舎)
15年の五郎丸さん時は15番→6番となって"五(15)郎(6)丸馬券"。同じく名前から連想される「イチ(1)ロー(6)」馬券だ。当時にならって頭に1を加えた11番もありかもしれない。
☆今年の該当馬
1枠1番ゴリアット(セ4、仏・F.グラファール厩舎)
4枠6番ダノンベルーガ(牡5、美浦・堀宣行厩舎)
7枠11番カラテ(牡8、栗東・音無秀孝厩舎)
最後に取り上げたいのは通算安打数。日米通算4367安打を放ったイチローさんだが、実は過去にこの数字はサインとなった事例がある。東京ドームで行われたイチローさんの引退試合の週に行われた、19年高松宮記念。3番ミスターメロディ(3人気)→4番セイウンコウセイ(12人気)→7番ショウナンアンセム(17人気)の決着となっており、安打数である4-3-6-7を3連単BOX買いしていたら450万円馬券を手にできていたのだ。ただ、その数字はもう“出てしまった数字”。そこで今回は、海の向こうの大舞台で多くの日本人選手の活躍が目立った年として、安打数は安打数でもイチローさんのメジャーリーグでの通算安打数「3089」に焦点をあててみる。
☆今年の該当馬
3枠3番ドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)
5枠8番オーギュストロダン(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)
6枠9番チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)
以上3つを紹介してきたが、これらはイチローさんが持つ“数字”のごく一部。国内外の強豪たちがそろったビッグレースだけに、結論を迷った際には数多くの記録を打ち立ててきた名プレーヤーに潜むサインにヒントを求めるのもいいかもしれない。答え合わせときは24日15時40分に迫っている。