【兵庫県神戸市】震災を知らない小学生と保護者向けイベント開催!防災マップ作りとスマホ活用術を学ぶ
コミュニティ・サポートセンター神戸(以下、CS神戸)では、神戸の震災を体験していない小学生とその保護者を対象としたイベント「我が家の防災大作戦!!」を、12月7日(土)に開催する。参加費は無料だ。
定員を20名とし、専用フォーム、メール、電話にて申し込みを受け付け中。申し込み時には、代表者名、住所、電話番号、メールアドレス、参加人数(子どもの年齢も明記)、子どもの通う小学校名が必要となる。
震災を知らない親子に防災知識を伝授
阪神淡路大震災から30年が経過し、神戸人口の約28%は震災後生まれとなった。
「我が家の防災大作戦!!」では、神戸の震災を体験していない小学生とその保護者を対象に、防災知識を伝授。1人で外出することが増え、行動範囲も広がる小学生が、外出先で災害に遭遇したときの行動を考えたり、いざというときの備えを見直したりする機会となるだろう。
なお、保護者だけの参加も可能だ。
第1部 我が家の防災マップ大作戦!
「我が家の防災大作戦!!」の第1部では、日本救命防災普及協会代表理事の田中隆雅氏が登場。「我が家の防災マップ大作戦!」と題し、災害時の行動のポイント、防災マップとは何か、防災マップ制作について教えてくれる。
日本救命防災普及協会は、救命や地域での防災知識の普及を目的として活動中。応急手当普及員や防災士の資格を持つ現役高校生の代表理事を中心に、救命講習、防災講座やイベントでの啓発を行なっている。
今回のイベントでは、防災マップ作成をしながら、災害時にどう行動するか、親子で楽しく考える時間になればと考えている。
第2部 災害時!スマホ活用術〜72時間〜
「我が家の防災大作戦!!」の第2部では、日本シニアデジタルサポート協会の代表で看護師の玉井知世子氏が登場。「災害時!スマホ活用術〜72時間〜」と題し、「災害が起きる前に必要な準備」「災害が起こったときに何をするのか」「72時間をのりきろう」という内容で展開する。
玉井氏は、普段、看護師の仕事を通して高齢者の孤独解消を目的にスマホ教室などを開催している。今回は保護者を対象に、震災が起こる前に知っておくべき知識・スマホの設定・操作方法を伝え、親子で震災時のスマホの使い方を話し合えるきっかけ作りをしたいと考えている。
CS神戸について
CS神戸は、阪神・淡路大震災を契機に、「自立と共生」を理念とした地域社会を目指し、自ら活動する人々を応援する民設民営のサポートセンター。共生循環型のまちづくりやNPO手法によるコミュニティ事業を行う団体の立ち上げや運営を支援している。
今回は、震災30年の節目を迎え、立ち上げから支援している活動団体にエールを送ると共に、改めて防災について家族の中で考える機会を作り、大切さを伝えたいと考え同イベントを企画。防災について一緒に学び、地域課題を解決するために活動している団体を身近に感じてほしいとしている。
この機会に、親子で防災について考えてみては。
■我が家の防災大作戦!!
日時:12月7日(土) 13:30~16:00
会場:コミュニティ・サポートセンター神戸 本部事務所
住所:兵庫県神戸市東灘区住吉東町5-2−2 ビュータワー住吉館104(東灘区役所西隣)
申し込みフォーム:https://forms.gle/4px3krSakmvQSEpp6
(Higuchi)