『自動湯張り』と『追いだき』 どっちがお得? 企業の情報に「なるほど」
心も身体もリフレッシュできるお風呂。毎日の入浴時間を大切にしている人も多いでしょう。
しかし、気になるのが毎日お風呂を沸かす時にかかるガス代です。
お風呂を沸かす方法には『自動湯はり』や『追いだき』がありますが、どちらがよりガス代を抑えられるのでしょうか。
『リンナイ』の公式ウェブサイトでは、これらの疑問について回答しています。
『自動湯はり』がおすすめ
※写真はイメージ
『リンナイ』はお得にお風呂を沸かす方法について、次のように解説しています。
同じ水温・水量で比較した場合、自動湯はりの方が早くおふろが沸きます。
また、自動湯はりの方が、おいだきに比べて、器具の熱効率が高いため、ガス代もお得になります。
リンナイ ーより引用
追いだきは、浴槽内の冷めたお湯を循環口からくみ上げて給湯器で再加熱した後、浴槽に戻す仕組みです。
水温と水量が同じ条件の場合、自動湯はりのほうが早く、そしてお得にお風呂を沸かせます。
しかし、残り湯の温度が水道水よりも高い場合はこの限りではありません。
この場合は、自動湯はりよりも追いだきのほうが短時間でお得にお風呂を沸かせます。
水温が同じ条件の場合は自動湯はり、水温が高い場合は追いだきと状況に合わせて使い分けるといいでしょう。
残り湯の細菌に注意
ガス代だけでなく、水道代を節約するために追いだきを使おうと考える人もいるかもしれません。
しかし残り湯は時間が経つほど細菌が増えるので、注意が必要です。
『衛生微生物研究センター』の調査によると、入れたばかりのお湯は細菌数が1㎖あたり数十個程度だったにもかかわらず、入浴直後には数百個~数千個も検出されました。
また、ひと晩放置すると数十万個〜数百万個にまで増えたそうです。
浴室の温度や環境にもよりますが、入浴した人数が増えるほど細菌数も増加傾向にあるといいます。
衛生面を考えると、前日の残り湯を追いだきして入浴するのは避けたほうがいいでしょう。
残り湯を捨てるのがもったいないと感じる場合は、洗濯に使うのがおすすめです。
その際には『洗い』は残り湯、『すすぎ』は水道水を使うなど、工程ごとに使い分けましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 リンナイ