これでもう迷わない! カット大根を選ぶコツは、意外と簡単だった

スーパーマーケットの野菜売り場で、半分、または3ぶんの1にカットされた大根が売られていることがあります。

葉に近い部分や真ん中、先端とそれぞれ部位が異なりますが、購入する時はどれを選べばいいのでしょうか。

そもそも部位によって味は違うのでしょうか。『三浦ダイコン』で有名な三浦市農業協同組合に聞いてみました。

カットされた大根の選び方

カットされた大根を購入する際のポイントを聞いたところ、以下の回答がありました。

大根は部位によって特徴が異なるため、どのように食べるか、どんな料理に使うかで選ぶのがおすすめです。

ダイコンの写真

※写真はイメージ

『三浦市農業協同組合』によると、「大根は部位によってイソチオシアネートという、大根の辛味を引き出す成分の量が異なる」とのこと。

通常、大根に含まれるイソチオシアネートは、葉に近い部分は少なく、先端に向かうにつれて含有量が増えます。

つまり、葉に近い部分は辛味が強くなく、先端に近付くほど辛味が強いということです。

そのため、サラダなどの生食用に使う場合は葉に近い部分、おでんなどの煮込み料理に使用するのであれば中間部分、漬物には先端部分が適しています。

また、大根おろしを作る際は、辛みを避けたいなら葉に近い部分、あえて辛さを楽しみたいのであれば、先端をチョイスするといいかもしれません。

ダイコンの葉の写真

※写真はイメージ

ちなみに、ビタミンCやジアスターゼ、プロテアーゼといった大根の栄養については、白い身の部分であればどこでも大きな差はないとのこと。

葉の部分にはビタミンC以外に、カリウムやカルシウム、葉酸といった成分が多く含まれているので、もし葉付きの大根を購入した際は、葉も食べるといいですね。

大根の葉をおいしく食べる方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

捨てがちな大根の葉 農園に聞いた『おいしい食べ方』とは?

大根は部位によって辛さが異なります。

もし、カットされた大根を購入するのであれば、三浦市農業協同組合のアドバイスにあるように、どのように食べるか、どんな料理に使うかで選びましょう。

[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

取材協力

三浦市農業協同組合

2024/11/20 9:00

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