カレーハウスCoCo壱番屋は11月15日より、店舗限定・数量限定で「ホロ肉ドカンとBBQカレー」（税込1650円～）の販売を開始している。発売するたびに完売店が続出する「肉塊プロジェクト」待望の第3弾がスタートしたということで、さっそく食べに行ってみた。

　同プロジェクトは、昨年4月と11月に第1弾の「ホロ肉ドカンと豪快カレー」が登場し、いずれも約2週間で売り切れる店舗が相次いだことからシリーズ化が決定。今年5月に第2弾「肉塊トンテキカレー」が発売された際は、1～3まで選べる肉塊レベルをMAXで注文すると2640円という、ココイチ最高レベルの価格になることでも大きな話題となった。

　人気マンガ「ドカ食いダイスキ！もちづきさん」とコラボした第3弾は、豚肩ロースの肉塊にスモーキーな香りと味わいが特徴のBBQソースを絡め、さらに食欲をそそるチェダーチーズソースをかけ、見た目のインパクトと食べごたえのある商品に仕上がっているという。今回、肉塊レベルは1～4まで選択可能。「肉塊プロジェクト」初挑戦の記者はひとまずレベル1を注文してみた。

　テーブル席で待っているとやって来たのは「これが本当にレベル1!?」と思うような肉塊が乗ったカレーだった。分厚い豚肩ロース肉がドーンと3つ!　しかもウワサ通りスプーンで簡単にほぐれる肉の塊をいただいてみると、脂身は少ないのに口の中でホロホロとほどけていく柔らかさ。凝縮された肉の旨みにスモーキーかつ甘く酸味もあるBBQソースが絡まり、濃厚なチェダーチーズソースがまろやかさとコクを加えている。

　また、カレーにはたっぷりと粗挽きのブラックペッパーがかけられかなりスパイシーな味わいで、トッピングされたタマネギはシャキとした食感がよく、ほのかな甘味も感じられる。スプーンにすべての食材を乗せて食べると、BBQソース、チェダーチーズソース、カレーソースが一体となって、独特ながらもヤミツキになる味わいだ。

　レベル4を選択すると税込3240円となることもあって、今回の「肉塊プロジェクト」も値段が高すぎるのではないかとネットを中心に話題となっている。しかし、一般的な人であればレベル1でも十分お腹いっぱいになり肉塊もしっかりと堪能できることを考えれば、コスパも含め満足感はかなり高いと言えるだろう。