先に掃除すべきなのはガラス?網戸? 解説に「納得」「定期的にやりたい」

窓は部屋の中からも外からも影響を受ける場所。そのため、気が付かないうちに汚れが蓄積されていきます。

定期的な掃除で対策できますが、適切な方法やタイミングでなければきれいにならないことも。

残った汚れがニオイや黒カビの原因になる恐れがあるため、注意が必要です。

特に注意したいニオイや黒カビ

窓の結露

※写真はイメージ

窓の掃除をおこたっていると、窓周辺にニオイや黒カビが発生する原因になるのだとか。窓やドアなどに精通する企業・YKK apの公式サイトで、その理由が解説されています。

それによると、室内側の窓の汚れは『手あか』『キッチンからの油分』『ホコリ』に加え、『結露による汚れの固着カビ』もあるのだそう。冬場の結露でサッシ付近に黒カビが出て、なんとなく嫌なニオイを感じた経験のある人もいるのではないでしょうか。

また、窓の汚れは窓辺に干した洗濯物に移ってしまうこともあり、衛生面でも不安になります。

対策には小まめな掃除が一番ですが、見切り発車での窓掃除はNGです。

せっかく窓をきれいにしても、その後、網戸やカーテンのゴミやホコリが舞って、ガラスをよごしてしまうことも。

何度も同じところをやり直ししないためにも、順序を考えて進めましょう。

YKK ap ーより引用

YKK apによると、窓掃除は段取りを考え、大きく3段階に分けて作業を進めていくとよいのだそう。おすすめの段取りを見てみましょう。

窓掃除の段取り1.先に網戸を掃除する

網戸はガラス本体より先に掃除します。これは、先にガラスを拭くと、網戸の汚れが付いてしまう可能性があるためです。

網戸を取り外して水洗いするか、掃除機でホコリを取りましょう。

窓掃除の段取り2.カーテンを外してレールやサッシを掃除する

次に、砂やホコリなど、乾いた汚れのある場所を掃除します。

カーテンを取り外して洗濯してから、カーテンレールやサッシの溝部分などの汚れを取り除きましょう。乾燥したブラシや歯ブラシ、掃除機を使ってあらかた汚れを取り除き、細かい部分には布を巻き付けた割り箸を使います。

窓掃除の段取り3.窓ガラスを掃除する

いよいよ窓ガラスの掃除をスタートします。外側から始め、外側が終わってから室内側を掃除しましょう。外側を先にきれいにすると、室内側から拭き残しや汚れ残りがチェックしやすくなるためです。

窓ガラス掃除は以下の手順で進めましょう。

1.洗剤を付けたぞうきんで汚れを拭き取る

窓ガラスに直接スプレーすると、洗剤が液だれをして残りやすくなってしまいます。ぞうきんに先に含ませてから拭きましょう。

2.濡れたぞうきんで拭く

洗剤を付けたぞうきんで拭いたら、洗剤が乾く前に濡れたぞうきんでガラスを拭きます。

まずはサッシに沿ってガラスの端を四角く拭き、中央に向かってコの字型に拭いていくと効率よくきれいになります。

YKK ap ーより引用

3.乾いたぞうきんで拭く

窓ガラスの水拭きが済んだら、最後に乾いたぞうきんで水気を拭き取ります。拭き残しやムラが出ないよう、いろいろな角度から確認しましょう。

なお、掃除をするタイミングは『晴れた日よりも曇り・雨の日』、『昼間よりも朝や夕方』をおすすめします。晴れた日や昼間は日差しが強く、汚れが見えにくかったり、洗剤や水拭きの雑巾が乾きやすくなったりしてしまうためです。

拭き残しも汚れもない透明な窓ガラスは、室内を明るくしてくれます。普段は手軽な拭き掃除だけだとしても、汚れが気になったらYKK apおすすめの『段取り』を取り入れて掃除してみてください。

[文・構成/grape編集部]

出典 YKK ap

2024/11/19 12:01

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