社員主体のクリエイティブな職場環境へ。交流から生まれるアイデアで未来を描く、アクアスターのオフィス移転プロジェクト
絵コンテやライセンスイラスト制作33年の歴史を活かし、デジタルコンテンツで企業のマーケティングを強化する株式会社アクアスター(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:原田 弘良、以下「当社」)は、2024年5月に築地から銀座松竹スクエアへ本社を移転し、より一層の成長を目指しています。新オフィスは、ウェルビーイングを意識した設計が施され、社員の休息とコミュニケーションを促進し、事業の生産性を高める環境が整っています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000055500.html
移転から半年が経過し、新オフィスでの取り組みや変化について、オフィス移転プロジェクトの責任者である佐藤秀政締役が、その背景や意図を語ります。
■各部署の代表が集結
~クリエイティブを追求する新オフィスのコンセプト~
旧オフィスは築地にあり、3フロアに分かれて合計410坪の広さを持つオフィスビルに、約150名の社員が勤務していました。しかし、築地エリアの再開発に伴い、ビルの建て替えが決定したため、早急に新しいオフィスを探さなければならない状況が生まれました。
また、業績が伸びるにつれ、社員が増えてきました。そのためコミュニケーションスペースを潰してデスクを置きながら対応するという状況でした。
それでも足りずにフロアを増床する対応に限界を感じていたという背景があります。社員からも「コミュニケーションをもっと円滑にしたい」「集中して作業を行いたい」といった声もあがってきて、いよいよ何か根本的な対策が必要ではないかという「執務」に対する課題もでていました。
■社員の声に応える新オフィス選定プロジェクト始動
~原田社長の想いも重なり、新たなスタートへ
新しいオフィスを決定するにあたり、社員の声を活かしたプロジェクトが立ち上がりました。
社内アンケートでは「新しいオフィスの立地は、銀座のような情報発信拠点が望ましい」との声が多く寄せられ、これが新オフィスの選定に大きく反映されました。
最終的に、東銀座のランドマークである松竹スクエアを選び、ここで新しいスタートを切ることに決定しました。創業当時からの夢でもあった「銀座でオフィスを構えたい」という社長の原田の強い想いも実現された瞬間でした。
■各部署の代表が集結
~クリエイティブを追求する新オフィスのコンセプト~
移転先が決まった後は社内プロジェクトチームが活躍しました。
プロジェクトチームは各部署の代表、部長などを10名と役員、社長の構成です。
「どんなオフィスにしたいか?」定期的なミーティングを重ねていきました。
当社はクリエイティブ面を担うクリエーター部門と仕事をもたらす営業部門、それらを支える管理部門から成り立ちます。
どの部門のスタッフも「このオフィスで働いて楽しい」ものを目指しました。
そのような背景の中でオフィスだからこそ生まれる価値の提供に重きを置き、オフィスコンセプト決めは進んでいきました。
最終的に「ビジュアル表現、特にイラストレーションに強みを持っている」「幅広い分野に合う"色"でクリエイティブを表現できる」「新オフィスはこれから自分たちのカラーで染めていく」といった意味を込めて
コンセプトを『混ざり合うクリエイティブ』とし、クリエイティブなアイデアが生まれる空間として設計しました。
パレットとキャンバスが創るアイデア空間。社員のモチベーションを高めるカフェ、共有スペースCANVAS
打合せスペースや会議室を「パレット」と見立て、そこで生まれたアイデアが「キャンバス」と名付けたカフェ・イベントスペースに描かれることで、新たな価値創造が促進されます。エントランスから回遊するように配置された会議室や、ランダムに配置されたワークスペースは、インフォーマルなコミュニケーションを促進し、従業員同士の交流を深めています。
デザイン面では、テーマカラーで表現された会議室や、斜め貼りの木目床、グリーンタイルの柱など、細部にまでこだわりが感じられる空間が実現しました。
オフィス内の構成は“CANVAS”という構想のカフェ兼共有スペースに大型のLEDビジョンを設置。当社が制作した制作物を随時表示し、社員のモチベーションアップと制作事例の共有になっており、また、56坪という広さから、社内セミナーやイベントの拠点とてしても利用されています。
CANVAS(カフェ兼共有スペース)
写真は社内勉強会シェアノバの一コマ
「CANVASはアクアスターの想いを共有し、従業員が自律的に革新に挑みそれぞれの色を発揮できる環境を提供することを目的としたプロジェクトです。新オフィスは、従業員同士が集い、交流し、影響し合う場を創出し、環境のスリム化と最適化を図りながら、プロフェッショナル集団としての成長を促進できるよう計画しました。
」という当社社長の原田の理想が反映されています。
■色をテーマにした13室の会議室
~社内公募で実現~
会議室は『パレット』というコンセプトなので、様々な色をテーマとした会議室になっています。
それぞれ「マスタード」「オリーブ」「アプリコット」といった色の名前が付けられ、室内はその色調で統一されています。
アイデアは社内公募から出てきました。
半個室や個室ブースで集中環境。CANVASで部署間コミュニケーションを促進
当社は、ブラザーシスター制度という先輩が後輩を指導する教育体系のため固定席配置ですが、集中したい時に最適な半個室や、オンラインミーティング用の個室ブース、気軽にアイデア出しなどができるオープンスペースなどを設けています。
これらの多くの新機能の採用によって旧オフィスの課題であった「部署間コミュニケーション」の創出を実現しています。
集中したい時の半個室ブース
休憩したい時、思考を整理したい時に利用するオープンスペース(カフェスペース)「CANVAS」
展望室
銀座の賑わいを一望できる。誰が使ってもよい。仕事に疲れた時、眼下の風景を眺め、パワーを充電するのもよし。来客者をもてなす役割も持っています。
■新オフィス移転後は社員交流も活性化
~カフェスペースが新プロジェクトのきっかけにも~
移転後は「想像していた以上のオフィスだった」という声が寄せられています。もともと社員間の風通しが良く、和気あいあいとした雰囲気がある社風でした。新オフィスでは以前にも増して笑い声や会話が増えています。
例えば、カフェスペースでたまたま同席した異部署の社員間で新しいプロジェクトが発足するなど、何かを生み出す元になっています。
また、社外講師を招き社内勉強会の場「シェアノバ」としても活用しました。異業種で活躍する人の話を聴くだけでなく、その時に感じたことを自分の業務やライフスタイルにどう活かすか考える場を形成しました。
▼シェアノバとは
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000055500.html
オフィス移転から始まった社外講師を招いた勉強会シェアノバ
クリエーターの生産性向上を支える新オフィス。社員の成長と活気が経営者の喜びに。未来を共に歩む新たな一歩
佐藤はオフィス移転についてこう語ります。
クリエーターにとっては1日中パソコンの前に向かうだけでなく、心身リフレッシュする場を設けたのは個々の生産性にも大きく影響を与えていると捉えています。
私は新卒でアクアスターへ入社しました。会社創設期から当社の成長を見てきた今、『自分たちの力で会社を変えることができる』という事実は働くモチベーションをアップさせる原動力になると実感しています。
「移転後、多くの社員が楽しそうに働いている姿を見ることが、経営者として何よりの喜びです。オフィスという共通の場があるからこそ、そこで働く社員一人ひとりの成長と活気を間近で感じることができた。オフィス移転は、ただの空間の移動ではなく、企業の成長を共に歩む場所としての新しい一歩だと確信しています」と胸を張る社長の原田の姿勢は、オフィス移転が単なる場所の引っ越しではなく、全社員が一丸となり新たな未来に向かうプロジェクトでした。これからも、CANVASのように無限の可能性を描きながら、社員とともに企業の成長を目指していきます。
写真中央は社員が描いたイラスト。中央にはアクアスターのビジョン「一番星として明日の生きる力となる」が示されている
●株式会社アクアスターについて
1991年の創業からビジュアル制作をメインとし、様々な媒体で展開される広告クリエイティブ制作に携わってきました。2020年以降は版権やIP等のエンタメコンテンツを扱ったプロモーションを始め、AR・メタバース空間といった体験型のデジタルコンテンツ開発、SNSを活用した施策支援まで、ビジュアルとデジタル掛け合わせたクリエイティブ制作で顧客の事業改題解決に向けたサービスを手掛けています。
当社には美大芸大を卒業した約60名のイラストレーターをはじめ、最先端のデジタルコンテンツを開発するエンジニアなど広告クリエイティブ制作を担うクリエーターが多数在籍しています。プロジェクトごとに企画提案~実制作、改善提案までをワンストップで手掛けることが可能な点が大きな特徴で年間約5,000件の案件をこなしています。
名称:株式会社アクアスター
所在地:東京本社 〒104-0045 東京都中央区築地1-13-1銀座松竹スクエア7F
関西支社 〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-22−4肥後橋イシカワビル702
代表者:代表取締役社長 原田弘良
設立年月日:1991年11月14日
公式webサイト:https://aqua-star.co.jp/
制作事例:https://aqua-star.co.jp/works/
■本件に関する問い合わせ先
株式会社アクアスター 広報 神谷