シンガポール航空とJTB、NDCを活用した新商品発売に向けて協業を開始
シンガポール航空
シンガポール航空(日本支社:東京都千代田区、日本支社長:シア・ナムクン(Sia Nam Kung))と株式会社JTB(本社:東京都品川区、代表取締役 社長執行役員:山北栄二郎、以下、JTB)は、NDC[1]を活用した代金訴求型の新商品発売に向けた協業を開始しました。協業の第一弾として、JTBは全国で店舗展開を行う旅行会社としては初めて、シンガポール航空のNDCを利用した海外募集型企画旅行ルックJTBMySTYLE[2]シンガポールを発売します。
■協業の背景
シンガポール航空は、多様化するお客様のニーズに柔軟に対応できる航空券流通の実現に向け、NDCプログラム「KrisConnect」[3]を日本市場において2020年12月にスタートさせ、旅行市場への導入を積極的に推進しています。また、このプログラムを通じて、従来型の流通と比較して安価な運賃や細かな座席の指定・付帯サービスの手配、航空券購入に伴う手数料の削減など、様々なメリットを提供しています。
JTBは、代金固定型のツアー・パンフレットでは実現できない、お客様の細かなニーズに応える代金変動型の旅行商品として、2021年10月よりルックJTBMySTYLEを発売しています。シンガポールをはじめ、世界各国で多くのラインアップをそろえて提供しています。
両社はともにお客様の「旅の目的やニーズ」にこだわった商品やサービスの提供に取り組んでおり、シンガポール航空のNDCとJTBのルックJTBMySTYLEのコンセプトとの親和性が高いことから、より多くのお客様ニーズにお応えすることを目指して協業に至りました。
■新商品の概要
ルックJTBMySTYLEにて、シンガポール航空のNDCを活用した新商品を発売します。
発売日: 2024年11月18日(月)
設定日: 2025年1月15日(水)~5月31日(土)発
対象方面: シンガポール
商品名: ルックJTBMySTYLEスプリングスペシャル シンガポール
■今後の展開
シンガポール航空とJTBは、本協業によって、お客様のニーズに合った、質の高い旅行商品・サービスを継続的に提供しながら、代金でもニーズにお応えすることで海外旅行に対するお客様の満足度向上や海外旅行市場における更なる需要喚起につなげることを目指してまいります。また、ルックJTBMySTYLEスプリングスペシャル シンガポール以外のコースにおいても、シンガポール航空のNDCを活用する商品を追加発売する予定です。
シンガポール航空について
シンガポール航空グループは、マラヤンエアウェイズ・リミテッドを前身に1947年に設立しました。その後、マレーシアエアウェイズ・リミテッド、さらにマレーシア・シンガポール航空(MSA)に社名を変更。1972年には、MSAがシンガポール航空とマレーシア航空に分離しました。当初は保有機10機で18か国22都市に運航をしていましたが、現在は世界的なインターナショナルエアライングループに成長しました。シンガポール航空は、そのブランドの果たすべき役割として3つの柱である「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」の向上に継続的に取り組んでいます。シンガポール航空は「スターアライアンス」に加盟しています。
シンガポール航空公式ウェブサイト:https://www.singaporeair.com/
JTBについて
JTB は「交流創造事業※」を事業ドメインとし、全国に広がるネットワークを生かし、さまざまな人流・物流・商流の創造による交流人口の拡大を通じて、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。人と人、人と場所、人とコトをつなぎ、新たな価値を創出、デジタル&ヒューマンの力で地域に新たなイノベーションを起こすことを追求します。
※「交流創造事業」は(株)JTB の登録商標です。
JTBコーポレートサイト:https://www.jtbcorp.jp/jp/
JTBホームページ:https://www.jtb.co.jp/
[1] NDC(New Distribution Capability):IATA(国際航空運送協会)が推奨する新しい航空券流通の規格。
[2] ルックJTBMySTYLE:ホテル・フライト・送迎など旅のパーツを自由に組み合わせ、お客様の希望に合った旅行を購入できる海外募集型企画旅行。
[3]KrisConnect:シンガポール航空が持つデジタルプラットフォーム上の情報や機能を旅行会社などのパートナーにより使いやすく提供し、全体的な顧客体験の向上を目指す取り組み。