【産学連携】創価大学理工学部丸田ゼミと勤労食が共同開発 八王子産酒米米粉アップサイクルした「食べられるスプーン」
株式会社 勤労食
11/16(土)-17(日) 八王子いちょう祭りにて試供
食堂(社員食堂・学生食堂)運営事業を行う株式会社勤労食(愛知県刈谷市、代表取締役社長:濱崎浩子)は、創価大学(東京都八王子市、学長:鈴木将史)理工学部丸田ゼミとの共同研究により、八王子産米の吟醸酒を製造する際に副産物として生まれる米粉を利用した“食べられるスプーン”「PACOON(パク―ン)」の開発に成功しました。
2024年11月16日(土)17日(日)開催の「八王子いちょう祭り」で、学生たちによる試供を行います。
創価大学と共同開発した、八王子産酒米米粉を利用したPACOON
副産物米粉を活用したサステナブルな取り組み
「PACOON」は、国産で無添加の安全な食材を使用し、管理栄養士の監修によって“美味しさ”と“栄養価”を両立させた、「食べられるスプーン」です。
規格外の野菜など未利用食材を使用し、食品ロス削減や脱プラにも大きく貢献しています。
サステナブルなだけでなく、クッキーのような楽しい食感や、熱いスープにも対応できる高い耐水性・耐熱性が評価され、現在までに累計80万本が販売されています。(2024年10月時点)
今回のプロジェクトは、原材料に八王子産米の吟醸酒「高尾の天狗」の製造時に生まれる副産物の米粉を使用しています。
食品ロス削減はもちろん、地元資源の活用や地域経済の発展にも寄与したいという創価大学の学生たちの想いに賛同し、共同開発に至りました。学生たちは、簡易的な器具を使って試作品を開発していましたが、量産化の過程でその配合が適さないことが分かりました。
そこで試行錯誤の末新たなレシピを開発、通常は家畜のエサなどに利用されている資材に、新たな価値を持たせることが出来ました。
創価大学の学生たちの開発風景
学生が開発した、試作品の「食べられるスプーン」
【株式会社勤労食 代表取締役副社長 濱崎佳寿子コメント】
「今回のプロジェクトは、未利用食材を有効活用し、食品ロス削減と地域の魅力発信を目指した
取り組みです。
これまでも、企業や学校と連携し、廃棄予定の食材をアップサイクルした商品を生み出してきました。
このモデルを全国の自治体や学校とともに広げ、地域に眠る資源を活用したサーキュラーエコノミーの実現を目指します。
この取り組みが、皆さまが買い物をする際の選択肢に少しでも影響を与え、環境や地域に配慮した商品を選ぶきっかけになれば嬉しいです。
『我が地域でも』と思われる自治体・教育機関の皆さま、ぜひご一緒にプロジェクトを立ち上げましょう。
地域の魅力を最大限に引き出すお手伝いをさせて頂ければ幸いです。」
【八王子産酒米米粉を利用した「PACOON(パク―ン)」試供イベント】
■日時: 2024年11月16日(土)9:00~16:30、11月17日(日)9:00~16:00
■場所: 「八王子いちょう祭り」E会場学生広場(南浅川橋西河川沿い綾南リバーウォーク)
【地域資源をアップサイクルした「ご当地PACOON」事例】
【「PACOON(パク―ン)」について】
■サイズ: 縦 約10cm、 横 約2.5cm(すくう部分)
■原材料: 小麦粉、砂糖、鶏卵、野菜パウダー、緑茶
■フレーバー: おから・ビーツ・いぐさ・抹茶・かぼちゃ
■価格: 20本入り(5種ミックス) 2,360円(税込)
■100本入り(業務用1種) 8,470円(税込)
■賞味期限: 製造から360日、アルミのジッパー付き袋未開封時
■入手方法: 右記サイトより https://pacoon.kinrosyoku.co.jp/
※卵不使用のヴィ―ガン対応シリーズもあり
【株式会社勤労食について】
■社名: 株式会社勤労食
■所在地: 〒448-0027 愛知県刈谷市相生町3−3 富士ビルディング5階
■設立: 昭和43年11月27日(創業昭和39年1月)
■資本金: 10,000,000円
■代表取締役: 濱崎浩子
■事業内容: 社員食堂・社員寮食堂の運営、学生食堂・学生寮食堂の運営、売店・カフェの運営、出張料理教室、食材の加工販売、食器や備品類の販売
【創価大学について】
■学校名: 創価大学
■所在地: 東京都八王子市丹木町1-236
■創立: 1971年4月
■創立者: 池田大作
■学長: 鈴木将史
■学生数:5,881名(学部学生数)