『洗濯物は詰め込みすぎないで』 デメリットに「だからか」「納得した」
お気に入りの衣類が黒ずんでしまったことはありませんか。
黒ずんできたら衣類の買い替えを検討する人もいるかもしれませんが、お気に入りの衣類はできるだけ長く着たいものです。
そこで本記事では、シャープ株式会社(以下、シャープ)の公式サイトから、洗濯物の黒ずみの対処法を紹介します。
洗濯物の黒ずみの原因は?
洗濯物の黒ずみの原因は『汚れ』。洗濯で落としきれずに蓄積した『皮脂汚れ』が大半ですが、シャープによると以下の要因でも黒ずむことがあるそうです。
汚れを多く含んだ洗濯物や、ご使用の洗剤、洗濯方法によっては洗濯物から溶け出した汚れが再び付着して洗濯物が黒ずむ事があります。
シャープ ーより引用
洗濯物が黒ずんだ時の対処法
洗濯物の黒ずみが気になる時は、以下の方法できれいにしてみましょう。
1.つけ置きする
黒ずみにはつけ置き洗いが有効とのこと。
バケツや洗面器に3倍程度の濃度の洗剤液を作り、その中に洗濯物を入れてひと晩つけ置きしてみてください。
2.漂白剤を使う
1の方法で黒ずみが落ちなければ、漂白剤を使って落とします。
白い衣類やタオルなどの場合は塩素系漂白剤、色柄ものの場合は酸素系漂白剤を使いましょう。
洗濯物の黒ずみを予防するためには
洗濯物の黒ずみは、洗濯の仕方を工夫することで防げます。
1.使用する洗剤の量を守る
使用する洗剤に書かれている適正量を守って洗濯することが大切です。洗剤の量が少ないと、落ちなかった汚れが再付着してしまいます。
2.洗濯物を詰め込みすぎない
「一度に洗濯を済ませたいから…」と洗濯物を詰め込みすぎていませんか。
詰め込み洗いをすると、洗濯物が洗濯機の中で撹拌されにくくなるほか、洗濯物に対して使う水の量が少なくなってしまうため、落ちなかった汚れが再付着して黒ずみになってしまいます。
入れる洗濯物の量は、洗濯機の容量の7割程度にとどめましょう。
3.すすぎの回数や設定を変える
通常よりもすすぎを多めにすることも黒ずみ予防に効果的です。すすぎの回数を増やしたり、時間を長くしたりしてみましょう。
洗濯機によってはすすぎのタイプが選べるものがあります。大量の水を循環させながらすすぐコースや、給水と排水を同時におこないながらすすぐコースなどを選択してみましょう。
4.汚れが多い洗濯物を分けて洗濯する/あらかじめつけ置きする
洗濯物の中に汚れのひどいものがある場合は、個別に洗うようにするのがおすすめです。もしくはあらかじめつけ置き洗いをしておくのもいいでしょう。
5.粉末洗剤で洗う
液体洗剤を使っている場合は、粉末洗剤に変えて洗濯してみるのも1つです。
粉末洗剤は液体洗剤に比べて洗浄力が高く、皮脂汚れを落としやすいという特徴があります。
ただし洗剤が残ってしまう場合があるため、すすぎをしっかりとおこなってください。
汚れの蓄積と再付着を防いで黒ずみを撃退!
※写真はイメージ
洗濯物が黒ずんでしまうのは、汚れの蓄積と再付着が主な原因です。黒ずんでしまった場合は、つけ置きか漂白でしっかり落としましょう。
一度黒ずみを落としたとしても、洗濯のやり方によっては再び黒ずんでしまう可能性も考えられます。衣類やタオルをきれいなまま使うためにも、洗濯の仕方を見直して黒ずみを予防しましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 シャープ