ファン・ダイクが明かした“近年最も印象的なDF”は? 「真っ先に思い浮かべるのは彼だ」
リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、アーセナルに所属するフランス代表DFウィリアン・サリバを称賛した。31日、イギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。
現在23歳のサリバはサンテティエンヌの下部組織出身。2018年にトップチームへと昇格し、2019年7月に完全移籍でアーセナルへ加わった。その後はサンテティエンヌ、ニース、マルセイユにレンタル移籍。2022-23シーズンからアーセナルに復帰すると、1年目から公式戦33試合出場3ゴール1アシストを記録した。2年目の昨シーズンは公式戦50試合に出場し、2ゴール1アシストをマーク。今シーズンもレギュラーとして活躍しており、不動のセンターバック(CB)として地位を確立させている。
そんな成長著しいサリバには、世界トップクラスのCBとして名高いファン・ダイクも強い関心を寄せている模様。元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏から近年最も印象に残っているディフェンダーを尋ねられた同選手は、「明らかにサリバは今とても良い進歩を遂げている」とフランス代表CBの名前を挙げた。
また、「僕が今、真っ先に思い浮かべるのは彼だ。サリバは堅実な選手だ。ポゼッションでは彼はいい仕事をしていると思う」とコメント。続けて、「正直に言えば、僕があの年齢だったころは、今の彼ほどのレベルには達していなかったと思う」と最大限の賛辞を送っている。
一方、自身が未だに成長を続けていることも強調。「他のDFを見て彼らから多くのことを学ぶのが好きなんだ」と明かしつつ、「いいプレーヤーやCBはたくさんいる。試合を見ていると、特に最高レベルの試合を見ていると必ず何かを学ぶことができる。何歳になっても学び続けることはできるし、僕は今でも間違いなくそうしている」と口にした。