フランケル×桜花賞馬の超良血 アスクヴォルテージが要注目のデビュー戦だ
15年の桜花賞を制したレッツゴードンキの2番仔となるアスクヴォルテージ(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)が、日曜京都5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。
アスクヴォルテージは父Frankel、母レッツゴードンキ、母の父キングカメハメハの血統。母は15年の桜花賞と17年の京都牝馬Sの覇者。芝ダートの二刀流で活躍し、GIとJpnIの2着は14年の阪神JF、16年のJBCレディスクラシック、17年の高松宮記念とスプリンターズS、18年の高松宮記念の5回。7歳まで息長く走り、4億8000万円余りを獲得した。本馬は2番仔で、初仔のミスガリレオアスクは7月函館の未勝利で初勝利を挙げている。
ここまで坂路とCWを併用し、時間をかけて乗り込まれてきた。最終追いは坂路で4F52秒9-1F12秒5だから、水準レベルでは動けている。実戦で血統の良さを発揮できれば、十分に好勝負になりそうだ。