入社前と後のギャップが激しいと辞める人も出てくるだろう。「新入社員が定着しない職場」をテーマに投稿を寄せた東京都の20代男性は、入社前は、スーツを着て働くイメージだったという。しかし、実態は違ったのだ。（文：長田コウ）

「現場に長期間入れられ、作業着で毎日朝4時から16時まで働くことになった。泊まり込みで自宅にも帰れず…」

「男性職員がいやらしい目で見る」と退職した派遣社員

このような過酷な状況にも、「上司からは心配の声掛けすらない」のだそうで、確かに、これでは続かない人も出てきそうだ。

東京都の60代男性の職場では過去6年間で「派遣社員が10人以上辞めた」という。原因はいくつかあるが、「きちんと引き継ぎをしない」のだそう。わざとそうしているのかは不明だが、男性はいじめだと感じているようだ。これでは新入社員が働く上で不安を抱えてしまうだろう。

他には「男性職員がいやらしい目で見る」と言って辞めた人もいた。また、正職員が仕事をしないらしく、勤務中にも私事に勤しんでいる人もいるという。こうした環境が原因で新人が続かないようだ。

埼玉県の50代男性は、始業前のタダ働きなど「サービス残業を日常的にさせられる」と不満を明かした。5人採用したものの、入社3日で退職した人もいたそうで、結果残ったのは1人だけだといい、職場環境の劣悪さを物語っている。

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