【NHK朝ドラ視聴率推移】橋本環奈『おむすび』“直近3年でトップ”から14%台までダウン
9月30日にスタートしたNHK連続テレビ小説『おむすび』(午前8時~)。人気俳優の橋本環奈がヒロインを務めるとあって注目度は高いが、ネット上では視聴者から不満の声も上がっているようだ。
『おむすび』は平成元年生まれのヒロイン・米田結が、栄養士となり人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。橋本のほかに仲里依紗、佐野勇斗、緒形直人、麻生久美子、松平健らが出演し、脚本を2023年10月期の連ドラ『パリピ孔明』や同4月期の『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(共にフジテレビ系)などの根本ノンジ氏が手掛ける。
同作の初回は、平均世帯視聴率16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、直近3年に放送された朝ドラの初回としてはトップ。第1週「おむすびとギャル」の週間平均視聴率は16.1%と健闘した。しかし、第2週「ギャルって何なん?」は週間平均視聴率14.7%までダウンしてしまった。
劇中ではこれまで、博多ギャル連合「ハギャレン」のメンバーとヒロインの交流が多く描かれているが、ネット上では「パラパラを踊る結ちゃんがかわいい!」などと好意的な声が上がる一方、「いつまでギャルのくだりやるの?」「朝からギャル語聞きたくないから脱落」といった声も散見されるため、こうした評判も視聴率低下の一因かもしれない。
また、「『半分、青い。』以来の駄作か?」と心配する声も見られる。朝ドラといえば、2012年後期の『純と愛』や18年前期の『半分、青い。』などがそうであったように、時おり内容が波紋を呼んでおり、『おむすび』の視聴者の中にはこれらの過去作を想起した人も少なくなかったようだ。
B’zが朝ドラの主題歌を初めて手掛けたことでも話題の『おむすび』。物議を醸しているギャル編は、一体いつまで続くのだろうか。
『おむすび』第1回~10回平均世帯視聴率
第1回16.8%
第2回16.1%
第3回15.6%
第4回15.9%
第5回16.2%
第6回14.4%
第7回14.7%
第8回15.0%
第9回14.9%
第10回14.7%