エルヴィス・プレスリーは死後25年間、娘に「会いに来ていた」?
「ロックンロールの王様」エルヴィス・プレスリーの娘、リサ・マリー・プレスリーは、エルヴィスが死後も定期的に「会いに来てくれていた」と主張していた。
リサ・マリーによると、エルヴィスは死後25年間、彼女の夢の中に現れ続けていたという。しかし、1992年に息子のベンが生まれたのを機に、その訪問は途絶えてしまったそうだ。
昨年1月に54歳で亡くなったリサ・マリーが、生前に録音したテープを基に、娘で女優のライリー・キーオが完成させた回顧録『From Here to the Great Unknown』の中で、彼女はこう語っている。
「父が亡くなってから、年に2回は父の夢を見ました。あまりにもリアルな夢だったので、目が覚めると泣いてしまうほどでした。まるで父と一緒にいるようで、夢が終わってほしくなかったのです。父にまた会いたい一心で、必死に眠ろうとしました」
「あれは単なる夢だったとは思いません。父が会いに来てくれていたのだと信じています。多くの人は私に同意せず、ナンセンスだと思うでしょう。あなたもこのような夢を見て、ただの夢だと片付けてしまうかもしれません。それでも構いません。でも私は、亡くなった愛する人たちが私たちを訪ねてくることができると信じています。そして、父は定期的にそうしてくれていました」
マイケル・ジャクソンの霊とも交信?
ライリーは回顧録の中で、母親が2009年に亡くなった元夫マイケル・ジャクソンの霊とも交信していたと明かしている。
「母は、マイケルが亡くなってから何ヶ月も、夢を通して彼と交信していたと言っていました」
回顧録には、リサ・マリーが前世を信じていたことや、「自分はマリー・アントワネットの生まれ変わりだ」と主張していたことも記されている。
彼女は「10歳の頃から前世について話していました。まるで前世を生きたことがあるかのように感じ、ある時点では前世の記憶があったのですが、今はもう覚えていません。覚えていられたらよかったのですが。私たちは前世を生きたことがあると思いますし、私が覚えていることは、前世でどのように死んだのかと関係があるように感じます。幼い頃、車がない時代に馬車に乗っていたことを人に話したのを覚えています。私がそう言うと、みんな私の頭がおかしいと思っていましたが、私は自分の子供たちに、そういうことはおかしいと思わないように育てました」と語っている。
幽霊屋敷を避けてイギリスへ
ライリーはまた、母親がアイルランドへの移住を希望していたが、幽霊の出ない家が見つからなかったため、代わりにイギリスに移住したというエピソードも明かしている。
「母は本当にアイルランドに移住したかったのですが、見つけた物件はどれも幽霊屋敷だと言っていました。母は幽霊や前世、霊魂に対して、非常に現実的な考え方で向き合っていました」
「ある日、不動産業者に連れられて、コーク郊外にある非常に古い家を見に行きました。ピンクの花柄の壁紙と非常に低い天井の廊下を案内されました。リビングにたどり着く前に、母は「ここは幽霊屋敷よ」と言って、振り返って出て行ってしまいました。母はすぐにイギリスに移住することを決めました」
波乱万丈の人生を送り、54歳という若さでこの世を去ったリサ・マリー。もしかしたら彼女は今、天国で最愛の父エルヴィスと再会を果たしているのかもしれない。
参考:Daily Star