町田、誹謗中傷に対して刑事告訴へ…藤田晋社長がコメント「もう限界です。看過しないことを決意しました」
FC町田ゼルビアは15日、SNS上における誹謗中傷に対して、刑事告訴を講じることを報告した。
発表によると、今月6日付にリリースされた『弁護士 加藤博太郎氏の顧問就任及び誹謗中傷に関する情報提供窓口設置のお知らせ』に基づく具体的な対応として、SNS上における同クラブへの誹謗中傷に対して、刑事告訴を講じることを決めたとのことだ。FC町田ゼルビアを巡っては、かねてよりSNS上でクラブ、選手、スタッフに対する誹謗中傷が横行していた。
今回の件を受け、FC町田ゼルビアの代表取締役社長兼CEOを務める藤田晋氏が、クラブ公式サイトを通じてコメントを発表している。
「この度、加藤弁護士のご協力の元、弊クラブに所属する選手、監督、スタッフおよび弊クラブに向けて誹謗中傷した者を対象に、刑事告訴をすることとなりました。昨年来、クラブの好調な成績と比例するように、無数の誹謗中傷を浴びており、それはもう酷いものでしたが、これまでは新参者への洗礼かと目を瞑ってきました」
「しかしながら、もう限界です。既に多大な実害、実損が出ており、これ以上はもう看過しないことを決意しました。『FC町田ゼルビアなら叩いてもいい』、あるいは『FC町田ゼルビア側に叩かれる問題がある』と思い込んでいる人たちの行動は、完全に度が過ぎており、これはイジメの構図と同じです。この状況を変えるには、対象者がインパクトのある処罰を受けることで、コトの重大さを理解してもらうしかないと思っています。今後、継続的に、かつ徹底的に、我々は断固たる姿勢で誹謗中傷に対処して参ります。本件をきっかけに、弊クラブの選手・監督・スタッフが、1日でも早く、サッカーに集中できる状態に回復することを願います」
「弊社及び弊クラブは、引き続き『安全・安心・快適』で『日本一笑顔溢れるスタジアム』づくりを目指しており、ご来城者の皆様にもピッチ上の選手同様に、フェアな応援や安心して観戦・応援をしていただける環境となることを切に願っております。繰り返しとはなりますが、ファン・サポーターの皆様におかれましても、節度ある行動を何卒宜しくお願いします」