9月のプレミア月間MVPは4戦5発のパーマー!…ブライトン戦では前半だけで4得点
プレミアリーグは11日、9月のプレーヤー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手)を発表。チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーが選出された。
パーマーは9月に開催されたプレミアリーグの全4試合に出場。第3節クリスタル・パレス戦でニコラス・ジャクソンの先制点をアシストすると、第5節ウェストハム戦ではカウンターの流れから左足でGKのニアサイドを抜くシュートでネットを揺らし、ダメ押しの3点目を奪った。
圧巻だったのは9月28日に行われた第6節ブライトン戦だ。1点ビハインドの21分にジャクソンのラストパスを冷静に流し込むと、28分にはPKを沈め、その3分後には狙い澄ました直接フリーキックをゴール右上隅に突き刺しハットトリックを達成。さらに41分にはジェイドン・サンチョのスルーパスに抜け出すと、GKのニアサイドを打ち抜き4ゴール目をマークした。前半だけで4ゴールを決めたのはプレミアリーグ史上初の快挙となっている。
4試合で5ゴール1アシストをマークした活躍を高く評価し、プレミアリーグはパーマーを9月の月間最優秀選手に選出。ハーヴェイ・バーンズ(ニューカッスル)、ルイス・ディアス、ライアン・フラーフェンベルフ(ともにリヴァプール)、ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)、ラウール・ヒメネス(フルアム)、ドワイト・マクニール(エヴァートン)、オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)を抑えての受賞となった。
また、マネージャー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀監督)には、4試合を3勝1分無敗で終えたチェルシーのエンツォ・マレスカ監督が輝いた。その他の候補者はアーセナルのミケル・アルテタ監督、アストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督、フルアムのマルコ・シウバ監督、リヴァプールのアルネ・スロット監督となっていた。