「恪守」の読み方、わかる?「恪」は「格」じゃありませんよ【漢字クイズ】

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本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「恪」です。

【Q】漢検1級配当漢字「恪」。「恪守」の「カ」からはじまる音読みは?

 

 

「恪守」の読み方は?

恪は合格の格と似ていますが、部首をよ~く見てみてね。

部首は木部(き・きへん)ではなく、心部(こころ・したごころ・りっしんべん)。

 

守は「まも(る)」ではなく、今回は音読みしてみてね。

 

 

※「漢検」は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。

出典(読み・配当級):『漢検要覧1/準1級対応』(公財)日本漢字能力検定協会

 

正解は……

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「カクシュです。

 

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【漢字解説】

「恪守」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。

つつしんで守ること。

出典:広辞苑 電子辞書第六版 岩波書店

 

 

「恪」の解字

形音。篆文は、心+客(音)。音符の客は、よそから来た人の意。外来者を迎える心の意から、つつしむの意味を表す。のち、省略体の恪が用いられる。

出典:新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版

 

 

「恪」を含む熟語を確認

本記事の最後に、「恪」を含む熟語を紹介します。

 

・恪勤(カクゴン)

つつしみつとめること

 

・恪勤(カクゴシャ)

平安・鎌倉時代、親王・大臣家などに使われた侍

 

・恪遵(カクジュン)

つつしみ従うこと

 

「恪」を含む熟語には従う、つつしむといった意味を含むものが多いですね。

 

 

※問題解説:オトナサローネ編集部

(意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています)

 

2024/10/11 1:00

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