マンC、チキ・ベギリスタインFDの“後任”をスポルティングから引き抜き? ヴィアナSDをターゲットに選定か
プレミアリーグのマンチェスター・シティが、スポルティングでスポーツ・ディレクター(SD)を務めるウーゴ・ヴィアナ氏の引き抜きを画策しているようだ。9日、イギリス紙『デイリー・メール』などが伝えている。
前人未到のプレミアリーグ5連覇と2年ぶりのヨーロッパ制覇を目指し、2024-25シーズンの開幕を迎えたマンチェスター・シティ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で黄金期を築いている同クラブだが、2012年からフットボール・ディレクター(FD)を務めるチキ・ベギリスタイン氏が今年の8月で60歳となった。8日には、同氏が今シーズン限りでマンチェスター・シティを去ると複数メディアが一斉に報道。クラブを常勝軍団に変革したFDの後任に注目が集まっている。
そんななか、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、プレミアリーグ王者の人事について言及。FD後任の最有力候補に、スポルティングでSDを務めるヴィアナ氏の名前を挙げた。
現在41歳のヴィアナ氏は現役時代にニューカッスルやバレンシアなどで活躍。引退後はポルトガルのベレネンセスでFDを務め、2018年にスポルティングでFDへと就任した。以降、同クラブはポルトガル国内のみならず、ヨーロッパでも上位を争うクラブに成長。同紙によると、限られた予算で競争力のあるチームを作り上げてきた実績はマンチェスター・シティ上層部から高く評価されており、同クラブの情報筋もヴィアナ氏が後任FDの最有力候補であると示唆したという。
一方、現時点で正式なオファーには至っていない模様。マンチェスター・シティの後任探しは依然として継続中と報じている。