アーセナル牽引のハヴァーツ、ドイツ代表不参加も戦線離脱は回避か…次節も出場へ?
状態に注目が集まるアーセナル所属のドイツ代表FWカイ・ハヴァーツだが、重傷の可能性は低いようだ。9日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
今シーズンのハヴァーツは在籍2年目のアーセナルで前線の主軸として躍動。ここまで公式戦通算10試合に出場し6ゴール1アシストをマークしている。直近で行われたプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦にもフル出場し、貴重な同点ゴールを挙げるなど3-1の逆転勝利に大きく貢献。主将かつ絶対的司令塔であるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアを負傷で欠くなか、21年ぶりのリーグ制覇を目指すチームを力強く牽引している。
今月のUEFAネーションズリーグ(UNL)に臨むドイツ代表メンバーにも招集されたハヴァーツだが、膝の問題により不参加となることが決定。現時点でクラブから負傷状況に関する公式発表はなされておらず、状態に注目が集まっている。
戦線離脱となればアーセナルにとって大きな痛手となるが、幸い重傷の可能性は低いという。報道によると、今回の代表不参加については、重傷回避を目的とした予防措置としての側面が強く、インターナショナルウィーク明けの現地時間19日のボーンマス戦に出場する可能性も高いとのこと。今夏のEURO2024に参戦していたことから、シーズン序盤のこのタイミングで休養を取ることが1年間を戦い抜く上で最善と判断したようだ。
なお、ガーナ代表MFトーマス・パルティも今月のインターナショナルウィークには不参加となるが、病気の療養でロンドンに留まっており、負傷を抱えているわけではないという。また、依然として復帰時期は未定なものの、ウーデゴーアも反重力トレッドミルを用いたランニングメニューを行っており、順調に回復中だと報じられている。