見限った若手が次々と連鎖退職していく会社 創業社長が一族を重用しておかしくなっていき……
自身の勤め先にダメ出ししたくなることはあるだろうか。愛知県の40代後半の男性(年収650万円)は以前、中小企業に務めていたとき、「この会社ダメだな」と思った瞬間を振り返った。
そこは社長が一代で大きくした会社で、
「私が入社した頃は皆の話を聞いてくださりワンマン感は余りありませんでした」
と打ち明けた男性。ところが社長はあるときを境に変わってしまったのだ。(文:天音琴葉)
会社規定を作るも「自分や一族に都合が悪い場合はそんなの関係なし」
社長の年齢が60歳を超えたあたりから、典型的なワンマン経営に変わったそう。次のように例を挙げた。
「自分や一族中心になり始め、会社規定を作っても自分や一族に都合が悪い場合はそんなの関係なしになったり、ある特定の社員や一族関係者が何をしてもその方だけは許されたり、会社の投資も銀行からの言いなりで外面だけよく見えることに注ぎ込んだりと、段々おかしな方向に行き始め……」
こうして一族が優遇されるようになると、一般社員の立場は悪くなった。
「社員は頑張っても評価されず、後始末ばかり押し付けられ意欲が上がらず、しらけムードがただよっていました」
役職者も例外ではなかった。「役職も上の方のベテランの方が意見を述べたら、体よく辞めさせ(られた)」と恐怖政治が始まった。ついに若手から人望のあった社員も辞めさせられた。すると……
「若手は見限って連鎖の退職が続きました。この会社だめだと思い私も退職しました」
こうして転職した男性は現在、「化学品製造メーカー」で働いていることも明かした。また前職に関する「風の噂」で投稿を結んだ。
「結局できる人は去り、社長のイエスマンはまだ残っているみたいですが、人の入れ替わりは激しいみたいです」
この記事のみんなのコメント
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あきひろ
10/10 8:00
ちなみにちなみに社長は家を売ってどこかに引っ越したらしい。息子は離婚したとか。ざまあ
あきひろ
10/10 7:52
若い頃バイトで居た会社は役員が全て息子やら兄弟やら一族で事務仕事は普通の社員で倉庫仕事は非正規ときれいに別れていましたね。非正規は時間給なんで時間来たらさっさと帰るけど社員は遅くまで無給で自己向上だの組織向上だのとかいう不毛な会議をやらされてて可哀想だったな。ちなみにその会社は潰れました。若手が呆れたとかではなく普通に仕事無くなって資金が尽きたらしい。
トリトン(♂)
10/10 3:38
自分がバイトで働いていたかあられの会社酷かった若手をおだててリーダーまでは昇進するが給料上がる寸前で会社は酷い扱いとんでもない部所に送ったり夜勤ばかりやらしたりして辞めさせようとする会社でしたね。そしてもう一つは仕事はハードでも会社の雰囲気は良いのにやはり3から5年で若手が辞める、聞いたら将来性が無いと皆言う。どちらも早く辞める後半の会社派遣やバイト辞める時は1日か1時間で逃走す確率は7割でしたね