ゲオホールディングスのゲオは、配送無料の宅配型トランクルームサービス「2nd STORAGE(セカンドストレージ)」のサービス対象エリアを10月7日(月)より拡大。これまでは東京23区限定だったが、サービス対象エリアを、離島を除く東京都・横浜市・川崎市へと拡大し、利用者数の増加を目指す。

需要が高まるトランクルームサービス

個人や企業がモノを預け、好きなタイミングで引き出すトランクルームサービスは、都心部を中心とした住居の狭小化による収納問題のほか、家で過ごす時間やリモートワークの増加といった生活の変化などの要因で需要が高まっている。

こうしたなか、ゲオグループでは、ゲオやセカンドストリートなどの事業で提供している「買う」「借りる」「売る」というサービスに加え、「預ける」領域まで対応することによるグループ内のシナジーとサービスの成長性を見込み、「2nd STORAGE」を2022年3月から東京都内4区で試験的に開始した。

その後サービス対象エリアを2022年10月より東京都内8区、2023年9月より東京23区全域へと順調に拡大してきた。

そして今回、離島を除く東京都・横浜市・川崎市へサービス対象エリアを拡大することを決定した。

「賃貸型」と「宅配型」のトランクルームの違い

トランクルームサービスは、利用者が部屋を借りる「賃貸型」と、倉庫で荷物を預かる「宅配型」に分かれる。

「賃貸型」は、利用者自身で部屋を借りて管理をするため、自分で好きな時に持ち運びができる一方、賃料の負担や空調などの環境もその部屋に依存し、自身で持ち運びのための車両手配などが必要となる。

「2nd STORAGE」のような「宅配型」では、自宅で荷物を預入・受取するだけという便利さと、月額費用のみで管理された環境に保管できるというメリットがある。

また「2nd STORAGE」は、段ボールに入らない季節家電やハンガーに掛かったままの衣料品など、幅広く対応が可能。

保管施設は、年間を通じて空調・湿度が一定に管理され、セキュリティについても万全の環境が整っている。

利用者からは、自宅の収納が狭くどうにかしたいと思っていたものの、近くのトランクルームが空いていない、自身で重い荷物を運ぶことができないなどの理由で、自宅以外の場所にモノを預けるという選択肢を持てなかったという意見があった。「預ける」需要の高さと、こうした課題を解消できる点が支持を集め、多くの人が「2nd STORAGE」を利用しているという。

「2nd STORAGE」では、今後もより多くの人に「みがるな暮らし」を提案すべく、サービスの拡大を計画している。

スマホで簡単に預け、⼿数料無料で取り出せる

「2nd STORAGE」では、聞かなくなったレコードやCD、書籍、季節家電など普段は使わないモノ、また、コートやダウンなどの季節モノの服をスマホで簡単に預け、必要な時に⼿数料無料で取り出せる新しい宅配型のトランクルームサービスだ。

荷物の出し入れにかかる配送料は、何度でも無料。梱包資材は無料で事前に届く。最短翌日の預け入れ・取り出しが可能だ。

セキュリティ万全で、温度・湿度管理された安⼼安全な保管環境が用意されており、預けている荷物の買取査定の依頼もできる。

価格や割引について

月額保管料金は、広さ0.1畳/容積0.24㎥のトライアルプランが4,400円(税込)、広さ0.25畳/容積0.58㎥のエントリープランが6,600円(税込)、広さ0.5畳/容積1.17㎥のスタンダードプランが9,900円(税込)、広さ0.75畳/容積1.75㎥のファミリープランが13,200円(税込)となっている。なお、0.75畳以上も対応可能だ。

また、初回割引として、初回利用の人に限り、3カ月半額で利用することができる。割引は6カ月以上利用できる人限定で、6カ月未満で利用を終了する場合は、割引分の返金と別途手数料が必要となる。なお、初回割引のキャンペーンは、予告なく終了する場合がある。

さらに、「2nd STORAGE」を長年利用し、0.5畳以上のプランを利用している人を対象に、2年目(13カ月目)以降の月額利用料が値引きとなる継続利用割引も用意されている。利用畳数および継続して利用している期間に応じて、月々の利用料金が割引になる。申込みは不要で、1年を超えると自動的に割引が適用される。0.1畳、0.25畳を長く利用している人が0.5畳以上の利用となった場合にも、自動的に割引が適用される。

対象エリアを拡大した「2nd STORAGE」を、この機会にチェックしてみては。

2nd STORAGE 公式サイト：https://2ndstorage.com

(yukari)