窓を全開にしてない? 浴室掃除のNG行為に「まさに自分」「勘違いしてた」
自宅の浴室を清潔に保つためには、正しくお手入れすることが大切です。
もしかすると普段何気なく行っている『浴室掃除』の中に、やってはいけないNGお手入れがあるかもしれません。
整理収納アドバイザーとして活躍中の、せのお愛(ai_senoo)さんのInstagramから、浴室掃除で注意するべきポイントを紹介します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
1.浴室のカビをゴシゴシこすらない
浴室掃除で苦戦するのが『カビ汚れ』。そのカビ汚れをきれいにしようと、ゴシゴシこするのはNGです。
力を入れてこすると、カビの胞子が浴室全体に広がってしまいます。さらにこすって傷付いた部分から、パッキン内部にまでカビが入り込んでしまう恐れも。
カビを落としたい時はゴシゴシこすらず、洗剤やカビ取り剤をかけてラップでパックし、時間を置いてから洗い流しましょう。ラップで乾燥を防げば、洗剤を内部まで浸透させられるので、より高い効果が期待できます。
2.窓を全部開けて換気しない
浴室の窓を全開にして換気するのはNGです。浴室の中まで風が入らず、窓周辺部分のみが換気されてしまいます。
また土が近い場所に浴室がある場合、土の中に生息しているカビが侵入する恐れもあるのだそう。
カビの侵入を防ぎながら効率よく換気するためには、ドアと窓を少しずつ開けて風の通り道を作るのがポイントです。
なお浴室ドアに通気口がある場合は、わざわざドアを開ける必要はありません。脱衣所に湿った空気が流れ込みすぎないよう、全開にするのは避けてください。
3.浴室のパーツを分解しない
「普段手の届かない場所まで徹底的に掃除したい」と、浴室のドアや浴槽のエプロンを分解する人もいるでしょう。
しかし分解掃除が前提とされていないものをバラバラにするのは、故障や破損のリスクを伴います。「元に戻せなくなってしまった…」といった事態も十分あり得るでしょう。
浴室ドアは、緊急時のために外せるような作りになっているものが多く、日常の掃除で外すことを前提としていません。浴槽エプロンについては、もともと取り外しを想定していないメーカーもあります。
分解する前に、取扱説明書の内容をよく読んで確認してください。
浴室内を「すみずみまできれいにしたい」と思うのは当然のことです。
しかしながら、きれいにするための行動がかえって逆効果になったり、取り返しの付かない事態になったりすることも考えられます。
せのお愛さんがInstagramで紹介している情報を踏まえて、より効率よく浴室掃除を実践してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]
出典 ai_senoo