コーヒーは水分補給になる? ネスレの見解に「そうだったのか」
水分補給に用いられる飲料としては、水やお茶、スポーツドリンクなどが挙げられます。
では、コーヒーは水分補給用の飲料として適しているのでしょうか。「コーヒーは水分補給になるのか」を、ネスレ日本株式会社(以下、ネスレ日本)に聞いてみました。
コーヒーの水分補給効果とは
コーヒーは水を使って淹れるものなので、体内に水分を取り込むことは水やお茶と同じです。
しかし、コーヒーには利尿作用のあるカフェインが含まれているため、水分補給用の飲料としては適しているのか気になりますよね。
この疑問について、ネスレ日本に聞いたところ、「コーヒーは水分補給になります」と回答がありました。
※写真はイメージ
「普段コーヒーを飲んでいる健常者50人に、コーヒー200㎖を毎日4杯、3日間摂取してもらう」という介入研究によると、「体水分量・尿量ともに、同量の水を飲んだ人と差がない」という結果が見られました。*
*Killer, et al: PLoS One, 9:e84154 (2014).
成人の場合、身体の水分量の1~3%が失われるとノドが渇き、水分補給が必要になるといいます。
仕事中や勉強中などは、つい目の前のことに集中しがちになるでしょう。コーヒーが好きな人はノドの渇きを感じる前に、作業をしながらでもこまめに飲むといいですね。
ただし、カフェインが含まれている飲み物は睡眠に影響を及ぼすこともあるそうなので、飲むタイミングに気を付けたり、バランスも考えたりして、水分補給しましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]