「立てない」「息をするのもしんどい」 生理痛を体験した千原ジュニアと男性スタッフが…
2024年10月2日、お笑いコンビ『千原兄弟』の千原ジュニアさんがYouTubeチャンネルを更新。ある体験をしにいく動画が、公開からわずか6日で約150万回再生されています。
ジュニアさんは、ある番組で女性の月経(通称:生理)について学んだのだとか。
そう、動画ではジュニアさんたっての希望で、生理痛を体験しに行ったのです。
「家庭にもよるけど、うちではタブーだった」というジュニアさん。生理については、触れてはいけないといった空気があったといいます。
そのため、番組に出演した際、生理について知り「え、そんなに大変なの?」と思ったそうです。
個人差はありますが、生理中の1週間だけでなく、前後1週間も体調を崩してしまう人もいます。
ジュニアさんは「ホンマにベストコンディションって1か月に7日ぐらい」と、番組で得た知識を男性スタッフたちに共有。
これまで、ジュニアさんが出会った女性たちは、みんな元気で笑顔だったものの、実は我慢して頑張っていたことを知り、番組出演後は女性により優しくするようになったといいます。
「我々は生理の教育を受けていない。男子生徒にこそ、やらなあかん」と、ジュニアさんは生理についての教育の必要さを訴えました。
千原ジュニア、生理痛体験で絶叫が止まらない
そんな思いを抱える中で、男性が生理痛を体験できるニュースを見たという、ジュニアさん。
冒頭6分半にわたって、ジュニアさんが生理についての持論を展開したのちに、「どのくらいのしんどさ、不快感なのかをどうしても感じたい」と実際に体験してみることにしました。
まずは、担当者から生理についての説明を受けます。
出演の了承と企画の説明を受けた女性スタッフを呼び、先に生理痛体験をしてもらうことに。
女性スタッフのいつもの生理と比べて、どのくらいリアルなのかを試してもらいました。
レベルは弱・中・強の3段階。女性スタッフは、弱から体験し笑顔で「あー、痛みが来ています」とリアルさを体感し、強が生理2~3日目に一番近い感覚だといいます。
次に、ジュニアさんが弱から体験してみると、「うわー、しんど!マジで!めちゃくちゃ汗が出てきた」と手足をバタつかせながらもがいていました。
中を体験すると「あー!もう強レベルに行ってください」と耐えられないようです。
レベルを強にしてみると「うわー!」と大声をあげて、我慢ができず、すぐにリタイアしてしまいました。
ジュニアさんは「これはホンマに想像を絶する」と、疲れ切った表情を見せ、ほかの男性スタッフにも体験をうながします。
男性スタッフたちも体験すると、「立てない」「息をするのもしんどい」などと、それぞれつらい表情を見せていました。
ジュニアさんの生理体験動画には、このような声が寄せられています。
・痛みもだけど、股から経血が出ているのを感じる不快感も知ってほしい。
・なんだか涙が出てきた。生理の時は下痢もあるから、本当にしんどい。
・女性だけど、自分の生理痛のレベルを知りたいから体験してみたい。
・地上波の番組とかで放送してほしいぐらい、いい内容だった。
また男性からは、「勉強になりました。心に留めておく」「笑顔の裏にこんなに苦痛があったとは…」「全然知らなかった。会社の人にも見てもらう」などのコメントが寄せられていました。
ジュニアさんは、「もっと女性はいっていいし、男性ももっと生理に関心を持ったほうがいい」と話しますが、ハラスメントにもなりかねない話題のため難しさがあるといいます。
担当者は、生理の不調をいい出しやすい環境にすることや、1人ずつ症状が違うので比べないことを提案していました。
ジュニアさんのように、実際に体験すると、想像では分からなかったことも出てくるでしょう。
まずは、男女問わずお互いの体調を思いやることが、とても大切ですね。
[文・構成/grape編集部]