【海外サッカー】チャンピオンズリーグ チーム別優勝回数ランキング
いよいよ2024-2025チャンピオンズ・リーグのリーグフェーズが始まった。欧州を代表する名門・古豪が集結し、歴史に残るような試合が展開されるであろう今シーズンだが、これまでで最も優勝回数が多いのはどのチームか、ランキング化してみたい。
【海外サッカー】チャンピオンズリーグ チーム別出場回数ランキング
まずは、5位-10位まで。
【5位―10位】
5位: バルセロナ
(スペイン/優勝回数 5回/出場回数 27回)
6位: アヤックス
(オランダ/優勝回数 4回/出場回数 36回)
7位タイ: マンチェスター・ユナイテッド
(イングランド/優勝回数 3回/出場回数 22回)
7位タイ:インテル
(イタリア/優勝回数 3回/出場回数 16回)
9位タイ:チェルシー
(イングランド/優勝回数 2回/出場回数 13回)
9位タイ:ノッティンガム・フォレスト
(イングランド/優勝回数 2回/出場回数 3回)
9位タイ:ベンフィカ
(ポルトガル/優勝回数 2回/出場回数 41回)
9位タイ:ユベントス
(イタリア/優勝回数 2回/出場回数 33回)
9位タイ:FCポルト
(ポルトガル/優勝回数 2回/出場回数 27回)
続いて、上位4チームを3位からお届け。
3位タイ:バイエルン・ミュンヘン
(ドイツ/優勝回数 6回/出場回数 34回)
ブンデスリーガで複数回優勝している唯一のチーム。初優勝は1973-1974シーズン。この年はベッケンバウアー、ゲルト・ミュラーなど後のレジェンドが在籍していた豪華布陣で、決勝ではアトレティコ・マドリー相手にミュラーの2ゴールなどで0-4と圧勝し、前年のベスト8から大きく躍進した。当時最強を誇ったこのチームは、翌1974-1975、1975-1976シーズンも制し3連覇を果たす。ちなみに3連覇以上を達成しているチームは、バイエルン・ミュンヘン以外ではレアル・マドリード、アヤックスの2チームのみだ。2000-2001シーズンではバレンシアを相手にPK戦までもつれ込む激闘の末、25年ぶり4度目の優勝を果たした。2012-2013シーズンの決勝はドルトムントとのドイツ勢対決となるも、マンジュキッチ、ロッベンのゴールが生まれ1-2で勝利。最後の優勝は2019-2020シーズン。この年は準々決勝でバルセロナに2-8と大差で勝利するなど危なげなく決勝へ。パリ・サンジェルマンとの決勝ではコマンの値千金のゴールを守り切り、6度目の戴冠となった。
3位タイ:リバプール
(イングランド/優勝回数 6回/出場回数 25回)
プレミアリーグの強豪であり、チャンピオンズ・リーグにおいても過去優勝6回を誇る名門。初出場は1964-1965シーズン、この年はいきなりベスト4まで進出したものの、インテルに敗れ決勝進出はならなかった(このシーズンはインテルが優勝)。初めて決勝に臨んだのは1976-1977シーズン。この年はケビン・キーガン、フィルニールらを擁した布陣で初優勝を飾る。翌1977-1978シーズンも勝ち2連覇を達成。1976-1977シーズンから10年間で5度の決勝、4度の優勝を誇った。最後の優勝はサラー、マネらを擁した2018-2019シーズン。決勝ではトッテナムとのイングランド勢対決を制し、6回目の優勝を飾った。
2位:ACミラン
(イタリア/優勝回数 7回/出場回数 22回)
初の決勝は1957-1958シーズン、初優勝は1962-1963シーズンと歴史も古く、各時代ごとに栄冠を勝ち取っているイタリアの古豪。なかでも1988-1989には主将フランコ・バレージが統率し、フリット、ファンバステン、ライカールトのオランダトリオが攻撃の要となる最強布陣で、準決勝では前年度王者PSVを破り勝ち上がったレアル・マドリードを相手に、第1戦1-1、第2戦では5-0で決勝進出。決勝でもルーマニアのステアウア相手に4-0と、圧倒的な破壊力と堅実な守備で大会を支配した。翌1989-1990シーズンも準決勝でバイエルン・ミュンヘンに競り勝つと、決勝ではベンフィカを1-0で破り2連覇を達成した。これまでで最後の優勝は2006-2007シーズン。2年前に決勝で敗れたリバプールとの再戦となったこの年はマルディーニ、ピルロ、カカ、インザーギらが先発。対するリバプールはシャビ・アロンソ、ジェラード、カイトらが先発、試合はインザーギの2発でミランが勝利。2年前の雪辱を果たし、7度目の優勝を飾った。また、カカが2位に4ゴール差をつけ得点王となった。
1位:レアル・マドリード
(スペイン/優勝回数 15回/出場回数 44回)
優勝回数も15回と最多だが、出場回数ももちろん最多。それも、2位のACミランとは倍の差がついていることからも、時代を問わず常に王者でい続ける存在と言える。初出場はこの大会創設と同じ1955-1956シーズン。その第1回大会でスタッド・ランスを降し優勝すると、その後も勝ち続け5連覇を達成。大会創設10年で7度の決勝進出を果たした。11年目となる1965-1966シーズンに6度目の優勝を遂げるも、それ以降しばらくは栄冠から遠ざかるが、ロベルト・カルロス、カランブー、セードルフ、ラウル・ゴンザレス、ミヤトビッチら豪華布陣を擁した1997-1998シーズンに32年ぶりの優勝を果たす。その後もジダン、ルイス・フィーゴ、マケレレを擁した2001-2002シーズン、セルヒオ・ラモス、モドリッチ、ディ・マリア、ベイル、クリスティアーノ・ロナウドらを擁した2013-2014シーズンも記憶に新しい。直近10年でも5度の優勝を遂げており、今シーズンもディフェンディング・チャンピオンとして連覇に挑むレアル・マドリード。要注目チームなのは間違いない。
【海外サッカーデータ】23-24シーズン欧州5大リーグ得点王
レアル・マドリードが最多記録を更新する16度目の優勝なるか、他チームの逆襲はあるか、ニュースター誕生など、見どころたっぷりの今シーズンも引き続きウォッチしていきたい。
(SDAA編集部)